プラトニック ラブ 最終作品 八話
松原みき
かつて大阪の娘がいました「真夜中のドア」の・・・
歳の差は結構離れていたが、彼女だったら届く範囲
でも20歳以上は無理と
ラブ的には行動しない方針だった
◇
ご存知の通り彼女は
この世に もういない・・
◇
◇
そうだなぁ
あれはこちらは30代、プラトニック ラブの相手は19歳だった
もちろんラブ除外品種
そう思い一緒に仕事をしていた・・ただ
仕事の連絡のこともあるし、彼女から聞いて来たので、メルアドは教えた
もう11時、0時近くなのに、何だかほぼ毎日メールが来る様になった。
何でも父が医者で、その息子と付き合っているらしい
・・・
女性は決まってそうだが、男を前にして
「今 全然うまく行ってないの、別れるかもしれない・・・」
などと嘯くのだ
その子もそんなところがあった
ただこの年の差なんで、相手にはせず一定の距離をおき
紳士を装っていたのだが
あまりにもお互いにベットにもう横になっているだろう時間に
メールが来るので、後で、メール内容のラブの所在を探っていた・・。
「待てよこれ、まさか俺のこと好きなんじゃないのかなぁ」
男が恥をかき、告らないとダメだ
今思えば、嘘でも愛が育つのを待っていれば良かったのに・・
◇
メールで告っちゃったの 俺
家族に回し読みされて、その娘は退職
その子の友人も態度変わり
「な わけないでしょ いいとこ10よ、離れていたって ! ったく~」
・・・
もう 散々な
プラトニック ラブでした