時折、夫に図書館の本の返却と借り出しを頼む。
「え。○○いくの? ついでに図書館によって本返して来てくれる?」
・・・「あ。 ついでになんでもいいから借りてきてくれる?」
『ついで』も二つ重なると、かなりの手間だろうに。
忙しい中でも、引き受けてくれる気の良い夫に感謝。
最初に頼んだときは、普段話しかけてもピントはずれな
返事を繰り返えす
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持ち帰るのかと不安に感じていたものだけれど・・・
実は、コレがなかなか面白いので申し訳ないけど
ものぐさな使い立てから一層足が洗えなくなった。
自分では、手に取りそうにないのに読んでみるとなかなか
面白い本って、結構あるもんだ。
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『ピーターラビットと歩く イギリスの湖水地方
ワーズワースとラスキンを訪ねて』は、夫の「よみどおり」
映画『ミス ポター』の余韻がまだあってとてもうれしかったし、
こんな本を片手にいつかイギリスの湖水地方に連泊したい
と思ってしまうぐらい内容が詰まっていて楽しかった。
安全パイの『神の灯火』はそれなり。
『ミスフォーチュン』・『ミスアドヴェンチャー』が今回の
ダークホースだった。
偶然にもそれぞれに処女作。次作を読みたいかというと遠慮するけど。。。
アッケラカンとした独白のように、波乱のない読みやすい箇条書きの
回顧録とも呼べそうな『ミスアドヴェンチャー』、
時間をかけ練りに練り上げた古典のかおりさえ漂ってくる
それでいて奇妙な味の『ミスフォーチュン』。
それぞれ妙に面白かった。