10/16
トプカプ宮殿から出ると、どんよりした空の下
いよいよ、ブルーモスク(スルタンアフメト・ジャーミィ)。
混雑の時間を避けるといっても、
閉館時間が来てしまうんじゃないかと内心ハラハラ。
やぱり、トルコの旅のメインのひとつ。
外観で驚くのは、まずその大きさ。
そして、中の色彩を想像させないその色。
・・・荘厳・・・
世界遺産イスタンブール歴史地区の代表的建築物。
オスマン帝国の14代目の王アフメト一世が
1609-1616年、七年の歳月をかけて建造させた建物。
世界で一番、美しいといわれるモスク・・・
人々が一斉に礼拝に来る時間ではないけど
一人、足を清めている人が・・・。
ふと、この蛇口のひとつひとつに多くの人が
列をなしている様子が浮かぶ。
当然のことながら・・・観光地じゃないんだ。
信仰の場、モスクなんだ。
靴を脱いで、ビニールに入れ、
いよいよ内部へ。昨日の夕方から履いている靴下ですが・・・
この美しさは、数万枚のイズニックタイルで形成されている。
窓のステンドグラスのデザインとも、その複雑な幾何学模様は、
上質な万華鏡の中に迷い込んだように、とても素敵だった。
でも、中で周囲を見回すと建物自体の
構造の美しさによりひかれる。
半ドームや、小ドームがアーチを重ねて
大きなドームを支えている。
設計は、メフメト・アー。
初日から、旅のメインを堪能。。。
でも、帰国後、残念なことに気がつきました。
私は、今度のトルコ旅行で、漠然とイコンを
見られるつもりだったけれど・・・
実は、イコンがあるのは、ブルーモスクが
見られなかった場合、替わりに行く
アヤソフィア。。。。いや、ブルーモスクを観られてい良かった。。。
いや、でも、でも、・・・。
なぜ、両方を組んでくれないかなぁ。目の前なのに。。。
あ、伝わって嬉しいです。
私も、背中を丸めて黙々と足を清めている
男性を見てキューッ、を感じたんです。
キューッと(うまくいえないけど)しました。