Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

春のMIHO MUSEUM

2015-06-13 09:30:00 | 美術・絵画






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 MIHO MUSEUM
ミホ・ミュージアム

バーネット・ニューマン 十字架の道行き』展
曽我蕭白「富岳図屏風」と日本美術の愉悦』展 

・・・を観に行った。


今回、初めて美術展に同行したOMさんは、
3月いっぱいで解説ボランティアを辞めた滋賀県立近代美術館で
3年前に、一緒に研修を受けた同期。

担当する曜日班が違うので、学習会などで
たまに顔を合わせるだけだったけれど、
彼女は、解説も基本的には現代美術に絞って
母校のアンデパンダン展で大きな賞を受賞したり、
創作活動と発表を色々なかたちで続けている人なので
一緒に抽象表現主義のバーネット・ニューマンを観る約束を
一ヶ月半以上前にしてから、楽しみにしていた。

今回の「バーネット・ニューマン 十字架の道行き」は
8年かけて描かれた連作<十字架の道行き>に<存在せよⅡ>を加えた
15枚のキャンバスを比較的狭い展示室に展示し、
作品に囲まれるように作品を観た。

モネの'睡蓮'に囲まれた時のような、独特の世界観に包まれる。


近美で彼の小品を観ていただけでは、充分感じられなかった
抽象表現主義らしい精神性が伝わってくる空間。
ロスコに近いものを感じた。


News/Exhibition
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/43091/


曽我蕭白は、同時開催を行ってから、はっきり知ったといううかつぶり。
一緒のチラシを観ても、強い興味を引くものがあると
完璧に他が見えない。

大きな企画展示室で「蕭白」他を観れたのは、
サプライズのプレゼントのようだった。

それにしても、チラシにもなっている蕭白の富士はどうだろう!!!
見事に大胆に美しい。


また、美しい壺には、枝ものが活けられ壷の肩に美しい影を写している。
美術品の用の美を観ることのできる展示。







私たちはお茶を挟んで、この贅沢な美術館の常設展までも堪能した。


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コメント
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