![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ce/14836ec672ebac4cee0149404707a6ee.jpg)
11月、2つ(3つ?)展覧会を観ました。
11/08
JR伊勢丹 美術館「駅」KYOTO
『藤田嗣治 渡仏 100周年記念
レオナール・フジタとパリ 1913-1931』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/6d/802622698295b287f1310d5fd5c20faf.jpg)
11/29
京都市美術館
『近代日本画の巨人 竹内栖鳳展』
に加え、同時開催『下絵を読み解く 竹内栖鳳の下絵と素描』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b1/9f30543a9a2f39f67e398d95f4187b68.jpg)
以前にも美術館巡りNO.19でご紹介した
和洋折衷京都市美術館の外観。
両方、思っていた以上はるかに見ごたえがありました。
藤田に関しては、イメージが変わりました。
今まで、違うヒトの展覧会に混じっている作品や
本人のスナップを観ていただけでしたが、
まとめてみると、才能のきらめきや
当時、妻を日本に残してパリに向かった
彼の気概が作品からも生々しいほど
感じられて感動しました。
有名になった白い女性達より、それ以前の絵が
私は好きだナァ。
竹内栖鳳は、「竹内栖鳳展」と「下絵を読み解く」を
両方見ましたが、見ごたえがあるを通り越してへとへとに。
座り込みたいほどふらふらになりながら、
それでも絵の力に引きずられながら
最後まで丁寧に拝見しました。
学芸員さんもさぞかし大変な仕事量だったでしょう。
流派の絵から西洋画を租借吸収して、
竹内栖鳳自身の絵が現代に繋がる流れが
1人の画家の中で形成されていくようすが
展示を通して伝わってきました。
栖鳳は写真を見ると、なんだかひ弱そうな
男性ですが巨人・・・確かに巨人だわ。。。
生涯を命を懸け描き続け、後世の人々にも
感動を与え続ける画家達は、ジャンルの
違いに関らず、その作品のみならず生き方にも
感動を覚えずにはいられません。。。