2013年8月31日の記事 「シャッターを切る感触の違い」 で、キヤノン一眼レフの自分が所有している機種のシャッターボタンを押す感触の規則的な違いについて書いたが、その後電機量販店の店頭に並んでいる他の機種についても、実際に触ってみて確認してきた。
その結果、EOS kissシリーズの X5、X6i、X7、X7i、及び EOS 60D、EOS 70D は、シャッターボタンの「半押し」と「全押し」の2段階にクリック感を感じさせるシャッターボタンになっていた。
上記のAPS-C機に対して、同じAPS-C機の「EOS 7D」 と、フルサイズ機の 「EOS 6D」 と 「EOS 5D Mark 3」 の3台は、シャッターボタンの「半押し」と「全押し」の2段階を、押し込む時の反発力の強弱のみで感じさせるスムースなシャッターボタンになっている。
どうやらキヤノンは、二桁機シリーズ+kissシリーズに対する一桁機シリーズのシャッターボタン・フィーリングを意図して分けているようである。
前回の記事にも書いたが、シャッターブレを軽減するためにも全ての機種に 「一桁機シリーズ」 に付いているようなシャッターボタンが付くことが望ましいと私は思うのだが、敢えて分けているキヤノンの意図を知りたいものだ。