日本時間 13日午前0時30分頃(現地時間12日23時30分頃)に、中国北部の天津で、かなり大規模な爆発が起きた。
Tianjin Explosion: The second explosion was equal to 21 tons of TNT
現地の被災画像や動画の中には、中国当局による報道規制のためなのか削除され閲覧ができなくなってしまったものがあるらしく、リンクがきれてしまっている情報も複数ある。
報道写真に関しても同様に削除されてしまうかもしれないと考え、この件についてスレが作られた2チャンネル掲示板( http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1439427285/ )の情報から得られた画像等の記録記事。
中国 天津市で爆発、50人超負傷=化学物質に引火か - 工場 爆発事故 瑞海国際物流 ガスタンク Massive Explosion in China
現場の空撮映像→ http://video.sina.com.cn/p/news/c/v/2015-08-13/114965053685.html (リンクは切れるかも)
さて、天津に関しては過去に以下のようなニュースがある。
上記は、2007年10月31日の中国通信社の記事だが、無毒無汚染で大推力の環境保全型エンジン技術の開発を目指した基地になっているようなので、大爆発を引き起こした化学物質は液体ロケット燃料だったのではないかという推測もできる。
この推測が正しい場合、問題になるのは液体ロケット燃料が無毒無汚染型を達成していたのか、それとも従来型の毒性が強いヒドラジンだったのかが大きな問題になりそう (怖)
【非対称ジメチルヒドラジン】
ロケットやミサイルの燃料で、四酸化窒素を混ぜるだけで燃えるため複雑な点火機構が不要で信頼性が高く、常温で液体であるので極低温管理が不要でありとても扱いやすい。
しかし人間の体や金属を溶かしてしまうほどの強い腐食性を持つ猛毒の危険な物質であり、動物実験では発がん性も認められている。
【続報】
また、倉庫の化学物質は『シアン化ナトリウム』 という情報の報道も。
上記の情報元→ http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00300132.html