経営者の本音☆エステ裏話

経営者が本音で語るエステ事情

大手サロン、一部業務停止

2008年04月13日 | Weblog
業界大手のラ・○○○が3ヶ月の新規お客様の
契約を停止を東京都が命じました。

全国に97店舗あるのですが、東京には17店舗あり
売上げも多かった(被害額)ので、東京都としては見逃せない
と判断したものと思われます。

原因は、誇大広告・不実告知・迷惑勧誘など10項目に
違反していると書いて在りますが、簡単に言うと
嘘をついて契約を迫ったという事になります。

決めては、消費者センターに一番多く苦情が、あったという
事ですね。

私達、同業者も襟を正さなければなりません。
多少、オーバーな表現はする傾向にあります。
何故なら、エステは基本的に夢を買って頂く商売でも
あり、お客様の悩みなどには、本音だけでは対処出来ません。

但し、「絶対キレイに」「必ず痩せる」「ニキビが完全に治る」
などの表現は、駄目です。

世の中に、絶対はありません(私が知っているのは、
いずれ人は死ぬということが唯一絶対と呼べるかも)。

何故、このように繰り返し問題がおきるのかと言うと
『売上げ絶対主義』が背景にあるのが大きな原因ではないでしょうか?

年々、エステ機器の価格が高くなり、最近では1000万円位はする
ものもあります(大手はあまり高額な機器は購入しない傾向)し
宣伝費が大きく負担になっています。

大手サロンほど、宣伝費が大きくその回収と店舗の競争を
煽り、結果的にお客様に対して奉仕するより売上げを
あげるために、不実な行動をしてしまいます。

そこで働くエステティシャンも心のなかでは、悩んでいるのです。

いけない事と解っていますし、お客様に申し訳ないという
気持ちもあるのですが、店長、経営者からノルマ達成のため
一部洗脳という感じにもなっています。 

このサロンは技術のレベルは比較的高いと思いますので
これを機会に健全なサロンへと変わって行って欲しいと
思います。

エステサロン全体が、お客様を大切に思えば、信頼も
得られると願っています。

まずは、当サロンからもう一度見直して見たいと
思います。

今日は長くなりました。
誤字、脱字ありましたら、申し訳ありません。( ^-^)