経過観察中という事…

去年 2015年8月10日、
腎臓癌の為に腹腔鏡下術にて
右腎臓を全摘してから半年が過ぎました。


現在、経過観察中で
あれから もう半年…。まだ半年…。



見た目は、
手術をする前とは全く変わっていないから
黙っていれば、
大病をしたなんて全く分からないと思う。


職場でも、もう私の癌の話は出なくなったし
以前と同じ様に、こき使われている（笑）

冷えたり、長時間立ちっぱなしだったりすると
お腹の奥が張る？硬くなる？感じがするので、
自分から「痛いでーーーす！」とアピールして
休憩させてもらっています。
→自分からアピールは必須やね



そんな時、
店長は私の病気を思い出したように
「急に」心配してくれる



「ちゃんと検診行ってる？」


「行ってますよ。しばらくは3ヶ月毎にCT検査に行かないといけないんです」


「3ヶ月毎と言わずに、転移してもすぐに分かる様に
毎月検診してもらってくださいよ」


「それは心配だけど、毎月CT検査してたら違う病気になりそうですよー」


「それも そうか…」





店長には、特に迷惑をかけているのですが、
その度に「貸し1！」「貸し2！」「貸し3！」と
言われ続けて、もはや借りはいくつになったのか分からない程に…
→この借りをどうやって返そうかと思案中…



こんな感じで、周囲の方々に助けてもらいながら、
ぼちぼち仕事を続けさせてもらっています。





今だから、思える事だけど
癌宣告当時は、絶望して未来なんて見えなかったし
毎日、泣いて過ごしていました。
「また、普通に過ごせる日なんて来ないんだ」って
思っていました。


だけど…
今、現在はこうして日常を取り戻しつつあります。





この先、転移や再発するかも知れないと言う不安は、
心の中にいつもありますが、
そんな時は、こうして文字にして吐き出す事で
気持ちが楽になるような気がするのです。


今の私は、3ヶ月毎の検診だけなので
闘病ブログに綴る出来事は、多くはありませんが


癌宣告され、手術を終えて
経過観察中の者の日々の生活や気持ちの変化を
このブログを通してお伝えする事ができれば…と
思っています。




もしかしたら、
今、癌宣告された当時の私と同じ気持ちで
これを読んで下さっている方も
いらっしゃるかも知れません。



私は癌宣告当時、家族に
「他人の闘病ブログは読むな」と言われていました。


闘病は人それぞれだし、
全て自分に当てはまるはずも無く、
参考になる事も少ないかも知れません。



でもね。



どんな病気の人でも、気持ちはみんな同じ。
辛くて弱音を吐く時もあるけど、
前向きに頑張ってる。



そんな部分に共感し、感化されて
自分も前向きになれるのです。


こんな気持ちって
やっぱり実際に深刻な病気になった人にしか
わからないんだろうね…



今日は、真面目に語ってしまいました。
なんか 恥ずかしい～





明日は、バレンタインデー
某百貨店は、
人の波波波で溺れそうでした




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