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猫好きmokaの腎臓がんと日々のこと。

2015年6月人間ドックがきっかけで腎臓腫瘍が発覚、その後T1bの腎臓がん(淡明細胞がん)と診断されました。

術後1年5ヶ月検診結果 〜聞いてみたかった事〜

2017-01-11 14:48:51 | 腎細胞癌





今日もご訪問ありがとうございます



新年早々、術後1年5ヶ月の検査があり、
検査結果が出る日でした。




結果…
無事にクリアできました。

今回のクレアチ二ンは、0.88(前回は0.89)
血液検査は、他にもHやLがたくさんありましたが、
特に問題はなく引き続き、
塩分の取り過ぎに気をつける様に…との事でした。


夕方からの微熱もまだ改善されていないけど、
先生は、あまり気にしていない様子…
→うん、私も気にしないでおきます。





「とにかく、腎がんは10年経ってからの転移も見つかる事があるので、術後3年は3ヶ月に一度の検査をして下さい」との事でした。



術後「2年」過ぎたら、今の3ヶ月ごとの検診から
半年ごとの検診になる…って以前の説明では、
そう言うてはったと思うんやけど、
3年過ぎるまで、3ヶ月に一度なんやね

ちょっとショックだけど、
念には念を入れて…という事かな。





そして今日は、
以前から気になっていた事を質問してみました。


「もし、転移が見つかった場合は、
どんな治療になるのか?」


「例えば、肺の単発転移なら手術で取り除きますが、
多発転移ならば分子標的薬を使います」

「最初はスーテントからで、以前の2番目は、
インライタかヴォトリエントだったけど、

今は、最近承認された薬で
大変高額な事で話題になっている
抗PD-1抗体を使おうと思っています。」


オプジーボ(ニボルマブ)を使うって事なんですね…


新しい薬の開発に携わってくれた方々や
同じ病気の先輩方の思い、
治験をされている方々のおかげで、
こうして後に続く私たちが
この新しい薬で治療を受けられる事に
感謝しかありません。



この先、実際に体調変化があった時には、
また状況は変わっているかも知れませんが、
おおよその治療方針を聞く事により、
少し安心できたような気持ちになりました。




最後に、素人の素朴な疑問をぶつけてみました。

「この胸のCTでは、乳がんは分かりますか?」

「放射線医の読影は、しっかりしますが、
乳がんについての小さな異常は、見つけにくいので、
やはり、ちゃんと乳がん検診を受けて下さい」

との事でした。


せっかくCT検査を受けているので、
どうせやったら、
乳がんも一緒に分かったらいいなぁ〜って
思ってたけどやっぱり、
マンモグラフィーを受けなアカンのやね。


最後に…
今日もメゲずに
胸部と腹部CT検査を同時に受けられる様に、
病院のご意見箱にお願いして帰って来ました。
→ほんまに誰かが、
ご意見読んでくれてるんやろか?(謎)




「商売繁盛で笹持ってこーい!」で有名な、
今宮戎神社の十日戎(えべっさん)へ…

福娘さんから、たくさんの福をいただきました
皆さんにもたくさん福が届きます様に…

感謝


moka

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がんを学ぶセミナーin大阪

2016-12-18 14:37:57 | 腎細胞癌






今日もご訪問ありがとうございます

いよいよ大阪にも
本格的な寒さがやってきました

周囲には風邪引きさんも多いけど、
おかげさまで、風邪も引かず元気にしています。






「がんの再発、転移の不安とどう向き合うか?」

と言う内容に惹かれて
下記のセミナーを受講しました。



がんを学ぶセミナーin大阪
ーがんは再発、転移から始まるー

がんの再発、転移の不安とどう向き合うか?
講師 : 小川 朝生 氏
(国立がん研究センター東病院精神腫瘍内科長)


40名の定員は、ほぼ満席で、
医師、患者支援センターの看護師を始め、
いくつかの患者会の関係者の方々の姿が目立ち、

私の様なド素人の姿は、ちらほらで…
ちょっと場違いな雰囲気に圧倒されました






感想

精神腫瘍内科の役割や具体的な内容について
詳しくお話しを聞く事ができ、

不安は「がん患者支援センター」に相談したり、
「精神腫瘍科の受診」を促す内容でした。


もう少し踏み込んだお話しを期待していたので、
少し残念に思いましたが、
がんに対する様々な取り組みがある事を
知る事ができました。



各地域にある、がん拠点病院内
「がん患者支援センター」は、心強い窓口で、

治療、心のケア、経済的な事など、
患者本人だけでなく、その家族の悩みを
センターがある病院を受診していなくても、
その地域にお住まいなら無料で相談ができます。

もっと「がん患者支援センター」を活用して下さい。
と、仰っていました。

私たち患者の一番近い窓口は、
やはり「がん患者支援センター」なのですね。




セミナー後半では、

主催の
がんサポートコミュニティの方のお話しがあり、

アメリカが発祥のこちらの活動は、
現在、
日本では80%以上が関東で行われているとの事で、
2013年の大阪マラソンの寄付をきっかけに
関西での活動が始まったそう。

関西でも今後、
関東同様に活動を広げていきたいと仰っていました。
(関東では、既に様々な取り組みが
行われているようです)



「ゆっくり着実に歩んで行けば必ず実を結ぶ。
細々でもやり続ける事が大切で、この先に繋がる」


私にも心に響く言葉…
有意義な時間を過ごせた1日でした


moka




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術後1年2ヶ月検診結果

2016-10-12 00:33:09 | 腎細胞癌





昨日は、
術後1年2ヶ月の検査結果を聞きに行く日でした。


1年が過ぎた今でも(今だからこそなのかも…)
検査結果を聞くのは怖いです。





「こんにちは。よろしくお願いします」


「あ〜mokaさん、こんにちは。調子はどうですか?」



7月から続いている、
夕方から出る微熱の事を伝えたけど、
炎症反応もないし、具合の悪い所もないのなら、
しばらく様子を見ましょう…

と言う事になりました。

やっぱり、原因は分からんのやね。
ま、いいっかぁ〜



検査結果は、
「転移所見ありません」との事でした。

クレアチニンは、0.89

基準値は、(病院によって基準値は違うのかな?)
下限値0.4〜上限値0.7なので基準値よりは高いけど、
片腎なので仕方なく、大丈夫との事でした。




あと、気になっていた事を質問しました。


「疲れたり、良く歩いた日に右下腹がポコッと腫れて張りが出ます。何か異常ですか?」


「右腎臓があった場所は、空洞ではなく腸などが移動してきている。それに手術で筋肉も切ったので、どうしても左と同じ様にはならない。見た目は気になると思うけど仕方ないです」


…………仕方ないんですね。



先生は、
連日に渡るCT検査の事を気にかけて下さっていて、

「今は、昔と違って情報が溢れてるから、
こんなやり方をしている病院の体質は、良くないと思うんだけど…」

「患者さんの負担や被爆量の事を僕達も病院側に伝えているけど、なかなかね…申し訳ないんだけど、
帰りにまた、ご意見箱に投書しといてね」



…と言うわけで、

「胸部、腹部同時にCT検査ができる様にして下さい」

帰りに意見箱に再びお願いしておきました。


新しい先生とお会いするのは、
今日で2回目だったけど、
聞きたかった事や言いたかった事を
ちゃんと伝える事ができました。

先生の雰囲気も、とても話しやすく、
何かあった時も相談しやすいかな…と感じました。



次の検査は、年明けのお正月早々です。
(お正月早々って…複雑な気分です)





泌尿器科受診の後、消化器内科を受診しました。

先日、
私を苦しめたピロリ菌の除菌は成功しており、
お腹の中からキレイに消え去ってくれていました。

消化器内科とは、今日でバイバイです…






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「がんを学ぶセミナー」に申し込みました

2016-10-04 15:58:03 | 腎細胞癌





いつもご訪問ありがとうございます


今日のCT検査終了後、
院内の「患者情報室」に立ち寄りました。


ここは、
様々な病気についての資料や体験談を閲覧できたり、
書籍もたくさん置いてあります。
希望の資料は、持ち帰る事ができ、
持ち帰り不可のものは、
無料でコピーしてもらえます。




昨年の秋にも参加した
MBSのキャンサーフォーラムが
2016年11月12(土)に開催されるようですね。

今年は、
肺がん、消化器がん、乳がん、
前立腺がん、婦人科がん。
特定のがんに対してのセミナーがあるようです。



そして、
他に目に付いたセミナーがもう一つ。



がんサポートコミュニティ主催

がんを学ぶセミナーin大阪
ーがんは再発、転移から始まるー

日時:2016年12月17日(土)14時〜17時
会場:TSURUYAホール第2会議室(大阪市中央区)
定員:先着40人

[プログラム]

1.がんの再発、転移の不安とどう向き合うか?
講師 : 小川 朝生 氏
(国立がん研究センター東病院精神腫瘍内科長)

2.がん患者支援活動のこれまでとこれから
講師 : 大井 賢一 氏
(特定非営利活動法人がんサポートコミュニティ事務局長)


とても興味深い内容だったので、
申し込みをしてみました。

詳しくはこちら


セミナーに参加するのは、
まだ不慣れで緊張しますが、
何か得られる事があり成長できればいいな




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mokaの腎臓がんの記録 (発覚から1年まで) 追記あり

2016-07-21 22:03:14 | 腎細胞癌








私の腎臓がんが発覚してから1年が経ちました。


いま一度、私の腎臓がんの経緯を
まとめておこうと思います。





2015年6月30日
人間ドックの腹部超音波検査にて
右腎臓に5センチ大の腫瘍有りと指摘される。


自覚症状が全く無かったので、
この事実を実感するまで、
しばらく時間がかかりました。



2015年7月7日
人間ドックでの超音波画像を持参し、
◯◯医療センター泌尿器科 受診。

腎臓にできる腫瘍は、良性の場合もあるが、
ほとんどが悪性である事が多いので、

ほぼ腎臓がんであると告げられる。
採血、肺CT、腹部CT(造影剤あり)
の予約をする。


1人で受診していたから、不安も限界に…
人目も気にせず、泣きながら帰宅しました。



2015年7月10日
採血、肺CT、腹部CT(造影剤あり)検査



2015年7月17日
検査の結果が出る。
診断はT1b 腎臓がん告知を受ける。
リンパ節、他臓器 転移見られず。
手術の説明、手術日など決定。

この日は、夫も同席してくれたので
気持ちも冷静になれたと思います。



2015年8月7日
入院



2015年8月10日
腹腔鏡下手術にて右腎臓全摘出。



2015年8月20日
退院



2015年9月15日
術後1ヶ月検診
病理検査結果が出る。

Clear cell renal cell carcimoma (淡明細胞癌)
:pT1a 35mmx27mm
:G1
:INF a
:v 0
:Iy 0



以下、追記しました。

最初の検査での、
がんの大きさは58mm×43mmでしたが、
術後の診断書では35mm×27mと記載されていました。

なぜ小さくなったのか?と聞くと、
術後、ホルマリン漬けにして縮むからだと
主治医より説明がありました。


また、がんの大きさからして
部分切除も可能なのでは?と思いましたが、

腎臓の深い場所にがんがあり、
大きな血管の近くにある為、
全摘になりました。

副腎は、そのまま温存されています。



2015年11月24日
術後3ヶ月検診の為の
採血、胸部レントゲン、腹部CT(造影剤なし)検査



2015年12月4日
術後3ヶ月受診
転移所見なし。



2015年3月8日
術後7ヶ月検診の為の
採血、胸部レントゲン、腹部CT(造影剤なし)検査



2015年3月15日
術後7ヶ月受診
転移所見なし。



この日の検診を最後に、主治医が転勤になり、
次の7月の検診より、新しい主治医に変わる。


これまでは、
3ヶ月ごとの腹部CTと胸部レントゲンと血液検査の
定期検診で経過観察中でしたが、

胸部だけレントゲンでは不安なので、
新しい主治医の先生に相談しました。

新しい主治医の先生も、
その方が良いでしょうと言って下さって、

7月の11ヶ月検診より、
腹部も胸部のCT検査をしてもらう事になる。




2016年7月5日
術後11ヶ月の為の
採血、腹部CT(造影剤なし)検査

2016年7月7日
胸部CT(造影剤なし)検査



私がお世話になっている病院は、
病院のシステム上、
腹部.胸部CTが同時に撮れないとの事。
→ここが今の私の不満です。



2016年7月12日
術後11ヶ月検診受診
転移所見なし。







2年間は、3ヶ月に1度の検診

2年過ぎると、6ヶ月に1度の検診

5年を過ぎると、1年に1度の検診


今は、このサイクルで検診を受けて下さい。
と言われているけど、

腎細胞がんは、10年を過ぎてから
転移する事もあるそうなので油断できませんし、
それ以前に転移するかも知れません。


この「転移」「再発」と言う不安は
腎臓がんに限らず
全てのがんの人に当てはまると思いますが
手術して終わりなら、どれだけ気が楽な事か…。



私がお世話になっている病院は、
検査から結果がでるまで1週間かかります。

この1週間は、いつも心穏やかではありません。



不安を抱えながら毎日を過ごしていますが、
同じ時間を過ごすなら
楽しく笑って過ごしたいと思っています。


そして、
今の気持ちをこのブログに綴り、
たくさんの方に見守っていただきながら、
元気をもらっています。



また、ここに記している事が、
どなたかのお役に立てれば幸いに思います。



「京都.祇園祭 後祭の鉾建て」の様子

祇園祭の季節になると、
私の腎臓がん発覚当時を思い出します。



いつもありがとうございます。

moka




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