MOKA☆竜宮への道~森羅SOLOIST ver.~

音楽家MOKA☆のwandering days

映画という2時間の発光体

2011-01-29 | Weblog
『映画という“2時間の発光体”が、
あなたの瞳に灯をともしますように。
わたしたちは、メガロポリスのシティシネマです。』

恵比寿ガーデンシネマ・・1994年10月8日オープンより17年間に240本あまりの映画を上映し続けたオサレなミニシアター
私もいろいろココロの旅をさせていただいたので
昨日で休館になってしまって、淋しいです。。

一連のウディアレン監督作品はほとんどここで観たし、
 “セントラル・ ステーション”“バスキア”“ロッタちゃん”“皇帝ペンギン”“テルミン”等々・・・名前の知らない監督と俳優陣の心に残る作品まで、幅広く鑑賞させていただきました。
映画の前後に写真美術館に行ったり、レンガ通りをお散歩したり、カフェでお茶したり、ガーデンプレイスタワーで夜景を見ながらお食事したり
落ち着いた映画館のロケーションを、あの空間ごと楽しんだ想い出。。


大作じゃなくても目立たなくても,世界中に存在する素晴らしいイロイロな映画をミニシアターで教えていただいたことで、感性の裏側も刺激されて来た私。
映画館っていう文化的スペース
状況キビシイとのニュース聴くと、好きな単館系映画と出逢える場所が少なくなってしまわないかシンパイ。。

映画館の暗闇に現実とは切り離されて
2時間あまり閉じ込められて
スクリーンの大きさで作品と対峙する時間って 私にはとっても貴重なので。


さよなら、恵比寿ガーデンシネマ
・・・閉館って書いてないのでいつかフッカツしてほしいって願いながら
ガーデンプレイスタワーからスパークリングワインで感謝乾杯


今でもたまにパラパラ観てる、2004年に買った“ミニシアター フライヤーコレクション”(ピエ・ブックス)
ファッション性の高い映画はフライヤーもお洒落キュート、食指が動きます