忘れないうちにトュールの学校の授業のことも書きたいと思います。トュールにある私の通っていた語学学校トューレーヌ学院はクラスは最高15名くらいですが、木曜が祝日だったりすると多くの学生が金曜も休んで週末連休にして近隣諸国や地方へ旅行に行ってしまったりして休みの谷間の金曜は出席してくる学生が極端に少なくなったりしました。さらに私のクラスは金曜が午前中しか授業がなかったから余計かもしれません。。
ある休みの谷間の金曜にクラスメイトが普段の半分の8名くらいしかいないときがありました。すると先生が「今日は討論会をやりましょう。」と言いました。討論会かぁ~・・。私はあんまり好きじゃない内容だ・・。以前ヴィシーの授業でもやったことあるのだがそのときはある一部の学生が討論しているうちに熱くなって収集つかなくなり、周りの学生はシラケきったことがある。その時のテーマは「マンションの住民の騒音について」。このテーマは先生が決めて配役も先生が決めた。
今回はまず「議題は何にする?」と学生に尋ねると誰かが「死刑の是非」と言いました。それ以外に「安楽死」という人もいた。堅い!みんな堅いテーマ選ぶねぇ・・。このクラスの学生は本当に真面目だよ。私はもうちょっと軽いテーマがいいのではと思ったんだけど。なぜなら堅い政治的なテーマになればなるほど宗教色が現れるのでけっこう方向性によってはシビアになるから。
で、結局「死刑の是非」にテーマは決まった。そして先生は「ここでは自分自身の意見を言うのではなくテレビの討論会風にやっていきましょう。まず司会進行役がいて反対派グループと賛成派グループの配役を決定してその配役として意見を出し合うのよ。いい?」と言いました。私は賛成派になりました。賛成派は3人、反対派は4人、それに司会進行役の子が一人。賛成派の私は子供を殺された母親の役。それ以外の学生も法学者や元服役囚などの役に扮して意見を述べる。でもその方が意見を言いやすい。
この自分自身の意見ではなく、役に扮してフランス語を話すというのがミソではないかと思いました。例え自分が賛成じゃなくても賛成派の役の人は賛成の意見を述べる。ここでは相手を打ち負かすことや自分自身の考えを相手にぶちまけることではなくて、フランス語を使ってあるテーマに関して討論するということですね。相手の話を聞き、それによって自分も意見を述べる。フランス人が大好きなディスカッションです。役に扮した意見だからどんなことを言っても後腐れもないしね。
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やっとヴィシーに着いて今はカヴィラムからネットしてます。学生が少ないせいかいつでもパソコンは使える状態ですよ~。
クラスは下のクラスでアラブ系生徒の中に日本人ひとりです。(変更してもらうつもりですけど)討論会ができるまでの語学力は自分にはまだありませんが、今は発言することをまず第一に頑張らねばって感じです。
またコメントしますね~
ついにヴィシー生活スタートですね!カヴィラムやホームステイはいかがですか?
私も最初に入ったときは学生も少なくクラスメイトもアラブ系と韓国人がほとんどでしたよ。日本人がまったくいないのも寂しいでしょうがクラスメイトや先生でクラスの雰囲気も変わりますから居心地が悪かったら我慢しないで変えてもらったほうがいいですよね。
私もフランスに行った当初は簡単な会話くらいしかできなかったのにそれまで日本で細々と学習していたものより数十倍も語学力がフランスにいた数ヶ月で伸びましたのでsunaoさんもフランスでガンガン上達しますからビシビシ発言しちゃって下さいねー
来月からフランス留学されるのですね。こんな私のブログが少しでもtontonさんの留学のお役にたてれば幸いです。
今は準備に色々お忙しいとは思いますが、是非充実した留学生活を送られる事をお祈りしておりますよー。
こちらこそこれからもヨロシクお願い致します。
Merci pour votre message, je suis contente que vous soyez venu mon blog.
A bientot, j\'espere