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Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記

フランス語学習やフランス生活、フランス人の謎などつらつらと・・。サッカーブログではないデス・・一応。

24Hの里帰り

2005年07月22日 | 留学中(ヴィシー編)

無事に残りのパリ滞在のホテル予約をキャンセルしてヴィシーに戻ることに フランスを発つ日まであと2日半。帰りの電車の時間や飛行機の時間を考えると私がヴィシーに滞在できるのは賞味24時間くらい。ヴィシーまで電車で片道3時間、往復6時間。それでもこのままパリにいるよりはいいと思った。

4日振りのヴィシー、わざわざ友達がヴィシー駅まで迎えに来てくれた。いやはや。。 とりあえず友達の家に荷物を置かしてもらいカヴィラムに戻る。この日は金曜で帰国便が日曜の午後発なのですが、パリに戻る電車の時間の都合上、土曜の夜にパリに戻らないといけない。結局土曜の夜泊のホテルをとらないといけない。またまたネットでパリ北駅近くのホテルを1泊予約。そのままパリで適当に時間潰しときゃいいじゃん!とか言わないで~( ̄∀ ̄;)エヘ

その後は友達と体育館でバドミントンして、友達宅でごはん作って食べて、夜はバーで友達と集合してそのままfete(パーティー)に行くといういつものヴィシーの週末の過ごし方。特別に何をするっていうわけではないんだけどね。feteに行く前に私はジャクリーヌおばぁちゃんのところに行くことに。ジャクリーヌばぁちゃんはびっくりしてたけどね。そら当然だろう。夜の9時半に突然帰ったと思っていた私がアポ無しでフラっとやってきたのだから。のび子やジャクリーヌばぁちゃんにブリュッセル話をひとしきりしてから私はfeteへ。

朝の4時過ぎに帰宅(これもcomme d'hab いつものごとく) カヴィラム主催のスポーツ大会なるものに友達が行きたいというの翌朝7時には起きて一緒に参加することに。しかしご老体なmojaoに朝帰りの次の日に早起きしてさらにスポーツって・・けっこうしんどいわ。。結局バドミントン一試合してギブです・・。あとは芝生で昼寝。そんなことしてるうちにヴィシーを旅立つ時間になりました。明日の午後には日本行きの飛行機に乗っているハズ。

さてパリに24時間ぶりに戻って参りまして、北駅目の前のホテルに着きました。2つ星のホテルでフロントには娼婦みたいな風貌の威圧的なお姉ちゃんが。とりあえずチェックイン。カードキーが渡されて5Fの自分の部屋まで行きカードキーをスライドさせる。が、ドアが開かない。ゆっくりスライドさせても早くスライドさせても向きを変えてみてもダメ。「チッ!めんどくさいな~。」またトランクを引きずって下まで降りていき、お姉ちゃんに

「ドアが開かないんだけど」 というと

「なんでよ!?」

と一言。


知らんがな!こっちが聞きたいわ! まったく!


「ゆっくりスライドした?もう一回やってみてよ!」とかなんとか言ってきたが、俺が思うに鍵が未設定だったと思うね。なにやら確認してPCで設定したのを私は見逃さない。まったく謝らない気だな?また5Fに戻ると今度は一度で開いた。 この部屋もエアコン無いのかよ~!  扇風機があるだけまだマシか・・。ふ~・・(-。-)y-゜゜と一服ついてると部屋の内線が鳴る。

mojao 「ハイ?」
フロント 「エレベーターのドアが開いたままになってないか確認してきてください。下まで降りてこなくて迷惑してるのよ。」
mojao 「なんで私が?」
フロント 「私はいま一人しかいないから見に行くことは出来ないのよ」

だからって客を使うなよ!客を!!なんちゅーホテルだ。親切にも見に行くとちゃんとドアは閉まってる。「なんだよ!閉まってんじゃん!」部屋に戻った瞬間内線
がまた鳴る。「うるせ~な~!」としばらくシカトしてるが一向に鳴り止まない。しかし部屋に戻った瞬間内線が鳴った時点でフロントは部屋に私がいるかどうかわかっているハズなのだ。

mojao 「ハイ?」
フロント 「確認してくれました?」
mojao 「閉まってましたよ。」
フロント「ちゃんと閉まってた?」
mojao 「J'ai bien confilmé ! (ちゃんと確認しましたよ!)」
フロント 「merci」
そしてガチャ切り。

オイオイ・・。こんなホテルRER乗るのに便利だから利用するようなもんだ。二度と泊まらん!部屋はシングルでもベッドも大きくて水周りもキレイだったけどね。たまにはパリでも美しい思い出くらい作らしてくれよ・・。


 
本日もありがとうございます


お国柄?

2005年07月02日 | 留学中(ヴィシー編)

一回目の留学も終盤。遊んでばっかなmojaoですが、たまには授業の話を書きます。色んな国の人がいると色々な驚きがありますね。。 私は一度びっくらこいたことがある。オーラル授業の中で「私は誰でしょうゲーム」みたいなのをやったことがある。自分の背中に有名人の名前を貼ってその有名人についてクラスメイトに質問したりクラスメイトが説明したりする。で、自分が誰かを当てるというもの。

例えばお題がブッシュ大統領だったとすると

「アメリカ人です」
「男性です」
「政治家です」 

「Est ce que je suis President Bush ? (私はブッシュ大統領ですか?)」
正解!!」

みたいな感じ。さて問題です。 
「あなたはアメリカ人です」
「歌手です」
「ダンスがうまいです」
「何度も整形してます。さて誰でしょう!?」

答えはもちろんマイコージャクソンです。 しかし知らないんですよ・・。彼ら中国人はマイコーを!!!ちょっちょっと!中国っていったい今何世紀よ!?(失礼?)
当然フランスの有名女優エマニュエルベアールなんて知らないし。
ゲームにならないよ~!! ん~、これもお国柄なのか・・?

でもね、中国人と私たち日本人って共通言語(?)漢字という文字があるさね。「ピアス・タトューは是か非か!」のdebat(討論)をした際。私の横にいた中国人の女の子がtatouage(タトュー)の意味がわからなかったらしく私に「tatouageって何?」と聞いてきた。私は「体に絵や文字を描いたりするやつだよ」(いや実際は描くんじゃなくて彫るんだけど「彫る」って単語が出てこなかったので・・)でもその子は私の説明ではわからなかったよう。「う~・・ん・・なんて説明すればいいんだ?」そのとき俺は閃いた 私はその女の子のノートに刺青と書いた。その子は「OH! OK!」 通じたみたいでよかったけどフランス語じゃねーじゃん。。┐( ̄ヘ ̄)┌

ちなみにこの討論、ヨーロピアンや日本人の私は「別に個人の自由だし、ピアスもタトューもファッションでしょ」って感じだけどアラビア人たちは「絶対ダメ!!!!」とやけに熱かった。。まぁ女性が肌をさらすのも禁止されたりする国もあるわけだしね。。

7月になるとカヴィラムには毎週のようにドバっと各国から留学生がやってきました。主に中国人が多かったけどそれ以外にはブラジル人やスペイン人などの団体もやってきた。 スペイン人は男子高校生の団体さんだったのだが、なぜかみなすんごく可愛い

スペイン人て私の中ではクドイ!そして熱い!! みたいな勝手なイメージがあったんだけど(例えばアントニオ・バンデラスみたいな)10代だからかみんなお人形みたいで可愛い なんであの団体はあんなにもレベルが高かったんだろう。。バルセロナの子達だったのだが、バルセロナには可愛い子が多いのか?速攻友達とバルセロナ行きを計画したアホmojaoだったけど、友達がスペイン留学している友達に写真を見せたら「こんな可愛い子達スペインで見たことない!ズルイ!」と言われたらしい。。何かの偶然か?アレはマボロシか?

私が思うにアレは都会の私立高校に通うおぼっちゃんたちだね。見た目が洗練されてたもの!ブラピ?ベッカム?そんなん全然甘い甘い!┐( ̄д ̄)┌ でも17歳だった彼らも10年後には濃ゆ~いおっさんになってしまうのかと思うと・・ スペイン語とフランス語はかなり単語とかも似ている。よって彼らは2、3週間しかカヴィラムにいなかったけどいきなり上級クラスにいた。

私にはひとつの疑問が。。スペイン語圏の人100人にヤボなこと聞きました。(いや本当は5人くらい。。)

「フランス語ってカンタンっすか??」

「単語はほとんど同じだから読むのは簡単。でも発音は難しい。」というのがだいたいの意見。確かにスペイン語訛りは独特。基本的には語末のeを読まないフランス語。スペイン語は読むようで「パスケー(Parce que 本当はパスク、なぜならの意)」 hの発音をしないフランス語。chも発音はシなんだけどスペイン語だとチになる。「チャッカン(chaqun、本当はシャッカン、各々の意)」「チャックペルソンヌ(chaque personne、本当はシャックペルソンヌ、それぞれの意)」とか言われたときは最初わからなかった。「チャックペルソンヌ?人の名前か?」とか思ったよ。フランス語はchの単語がけっこう多いから、この訛りはかなり厳しい。。

ちなみに韓国人はザジズゼゾがジャジジュジェジョになる。「ヌジャボン(Nous avons、本当はヌザボン、英語のWe haveの意」これはカワイイ。 どこの国の人でも外国語を勉強する人にとって言いづらい発音はあるのね。

日本語訛り大いにけっこう!!

訛ってこー! いや、そうでなくて・・ 
多少の訛りなんて気にせず言いたいことガンガン言ったもん勝ちだなって事です。。だってみんなそんなこと気にしてないんだもん。


コチラもヨロシク


コチラも登録してみました。


Chere Jaqueline

2005年06月29日 | 留学中(ヴィシー編)

今日は私が3ヶ月ホームステイしていたお家のジャクリーヌおばあちゃんのことを書きます。ヴィシーはホームステイの評判がほかの都市に比べてなぜかよいです。ハズレが少ない。もちろん残念ながら全ての家庭がそうでは無いのでたまーに、食事が貧相、シャワーが5分以内などのあこぎな商売をしている家庭に当たってしまう人もいるようですが、そんな場合はすぐカヴィラムに言えば替えてもらえます。いくらでもほかに良い家庭はあります。 それでも私はこのジャクリーヌおばあちゃんの家庭になったことはかなりラッキーだったと思う。

生まれて初めてのホームステイ。その上かなりの人見知りで人と打ち解けるのに時間がかかる私ですが、ジャクリーヌおばあちゃんはかなり長いこと学生を受け入れてるので留学生の扱いにも慣れてるし、ジャクリーヌおばあちゃんのお陰でフランス人とフランスのイメージがずいぶん変わりました。あ、もちろんプラスにね。

ジャクリーヌおばあちゃんは花と動物と中国文化が大好きな70歳過ぎの元気なおばあちゃんです。猫のトビー君と小鳥二羽と一緒に住んでます。そして料理が上手で優しくて、私たち留学生を本当の孫のようにかわいがってくれるおばあちゃんです。私が恋愛のことで悩んで不覚にも泣いてしまったときも、そのことが原因で学校をサボったときも話を聞いてくれて、色々アドバイスくれたし、私が毎週のように朝帰りしても全然文句を言うどころか「あなたはもう大きな娘だし、私はあなたを信用してるわ。」と自由にしてくれた。

フランス人はけっこう他人の行動には放任だけど、やはり学生を預かってるという責任からかホストファミリーからけっこう干渉されてる子もいたりしてたので。まぁ、フランスでは私の年くらいになったら親からあれこれ言われたりはしないんだろうけど。

ジャクリーヌおばあちゃんのお陰で、なんと私は滞在していた間まったくといっていいほど日本食が恋しくならなかった。それくらい料理が旨い!おばあちゃん宅のいいところって例えば共働きの家庭と違って時間がいっぱいあること。だから料理だって豪勢 しかもちゃんと毎回テーブルセッティングしてある。わぉ!そして食後には必ずチーズを食べます。お陰でチーズが得意でなかった私も臭いヤギのチーズもモリモリ食べてました。

メニューはたいていまず、スープ、その後メインのお肉か魚とサラダとパン。中国文化好きのせいか春巻きとかカレー風味のスープとかアジアちっくな料理もたまに出てきた。私が一番好きだったのがホロホロ鳥のソテー。鶏肉に似てるんだけど鶏肉よりジュ~シ~ 

意外にもフランス人はけっこうお米食べます。イタリア米ですけどね。さらにジャクリーヌおばあちゃんはマルセイユに長いこと住んでいたので南仏料理も良く出てきた。北のほうの料理より地中海系の料理は日本人の好みに合うんではないでしょうか。私は毎日毎日「ça c'est bon !」(これ旨い~!)を連呼してた。ま、元々mojaoは好き嫌いないんですけど。そして私が気に入って「あれまた食べたい!」って言うとすぐ作ってくれるし、外で食べたお菓子とかで「ねぇ、○○って知ってる?アレおいしいよね~」と言ったら次の日に買ってきてくれる。

本当は週末の昼食はついてないんだけど、ジャクリーヌおばあちゃんは私が家にいると「一緒に食べる?」と聞いてくれて「でも週末のお昼は入ってないから別にお金払わないといけない」って言ったら「いいのよ。一人で食べても寂しいけど、あなたと一緒に食べたら楽しいわ」って言っていっつも作ってくれた。

洗濯もしてくれて、さすがに下着は自分で手洗いしてたら、「あら、下着も一緒に洗ってあげるわよ。大丈夫!サイズは見ないから♪」とかお茶目です。 別に見られても全然いいんだけど。。

私はフランスに行った当時ほとんど会話は出来なかった。でも毎日夕飯の時や朝ごはんの時に私に色々質問してくれて、私も最初はメモ帳に書いた下書きと電子辞書をテーブルに置いて会話していた。でもおばあちゃんのおかげでいつの間にかメモ帳を使わなくなり、電子辞書も使わなくなっていった。

Je te remercie tous c
e que
  tu m'as fait Jaqueline !!!!


あなたのお陰で楽しい毎日を送ることが出来ました。
また遊びに行くからね~





コチラも登録してみました。



ヴィシソワ

2005年06月25日 | 留学中(ヴィシー編)
私が計4ヶ月間滞在していた街Vichyヴィシー。前にも書いたけど温泉と私の通った語学学校カヴィラムで成り立っているようなもので、街中のヴィシソワ(ヴィシー人)は本当に気さくに留学生に接してくれる。これはのちに私がトュールに行って余計そう思ったんだけど。 留学初日に私が水を買いに食料品店に行くと、「カヴィラム生?」と話しかけられて「いつ来たの?どのくらいいるの?どこに住んでるの?」とか色々聞かれた。「勉強がんばってね。またね。」って感じで学校の先生以外のフランス人と会話する機会はそこかしこにある。お店に行ってもつたないフランス語であれやこれや尋ねても嫌な顔したりせずに親切に教えてくれます。


さらに道端で時間を尋ねてきたオヤジと私は30分くらい世間話で話し込んだりしたこともあったな。もちろん初対面。普通「今何時かわかりますか?」「5時半です」「どうも」以上。って感じじゃない? 「君はカヴィラム生?」「ハイ」ここまではフツー。 「なんでヴィシーにしたの?なんでパリにしなかったの?」とかあれやこれや聞かれて街角インタビュー状態。知らないオヤジにですよ。それに真摯に答えてる俺も俺だけど。
後に私が行ったトュールでフランス人に話しかけられた言葉は


「小銭くれ」




「タバコくれ」


 
くらいですからね。。いや、マジで。。





どうしてあんなにヴィシソワはカヴィラム生に優しいのかしらん。知らないヴィシソワにいきなり「コンニチワ~」とか言われる。「なんで日本語知ってるの?」って聞くと「うちもホームステイ受け入れてるから留学生から習った」って言う。私が知り合った多くのヴィシソワがホストファミリーをしていた。確かにホームステイを受け入れるのは受け入れ側にとっても経済的にかなりおいしい話ではあるけど、ビジネスライクじゃ全然ないのよね。「海外の留学生を受け入れるのは私たちにとっても喜びだし、楽しみでもあるのよ」って言う。特に日本人はおおかた評判が良いらしく好意的に接してもらえるようです。ステイ先の人に聞いても日本人とトラブルになったことは無いと言っていました。




パリジャンよりヴィシソワは日本人と中国人と韓国人の区別ができるね。フランス人にはこの区別ができないらしい。確かに俺たち日本人だって日本にいるフランス人とイギリス人とドイツ人の区別なんてできないね。パッと見じゃ。なのに俺にニーハオって言って来たヴィシソワいないもん!


余談ですが・・

ところで冷たいポタージュスープのことをヴィシソワーズvichyssoiseって言いますよね。ヴィシー人(ヴィシーに住んでる人)も同じヴィシソワーズvichyssois(e)。スープのヴィシソワーズはヴィシー出身の料理人が考えたからヴィシソワーズって言うんだって。

知ってた?


7へぇ。

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ウィンク

2005年06月10日 | 留学中(ヴィシー編)

mojaoが思うにフランス人がして日本人が絶対にしないこと。それは挨拶のキス

ウィンク

じゃないっすか?目が合ったときとか、別れ際とかに「じゃぁね!」って言いながらウィンクしたりする。そんなわけでウィンク体験の無いmojaoはちょっとイケメンな男の子にいきなりウィンクなんてされてみた日にゃ

鼻血ブ~!

でしたよ。。お前さては俺に気があるな。と、勘違いも甚だしいことを決め付ける。ええで、ええでぇ、俺に惚れても。 なんでヤツらはあんなにかっこよくウィンクできるのかしら?バチっと片目をつぶる瞬間に キラ~ン  って音してるよ。ありゃ絶対に。しかしある日mojaoは電車のなかで検札にきた車掌さんがちびっ子に向かってウィンクしてるのを見て

オヤ?もしやウィンクってスマイルと同じ意味??

と気づいてしまいました。 は!恥ずかしい・・。
でもよかった・・。変な勘違いがバレなくて・・。

こんな勘違いヤローのランキングはいま何位でしょう?