キャッスルマン病とわたし。

稀少難病『特発性多中心性キャッスルマン病』になってしまったわたしの日々。
夫・Uさん&チワワに支えられて。

キャッスルマン病と言われるまでのこと。 その8

2007-11-07 | キャッスルマン病と言われるまでのこと。
【 そういえば、大腸のCCDも 】



拷問に等しい「胃カメラ」の大腸バージョン、

《 大腸の内視鏡検査 》も検査入院中に受けました。


この検査をどうして受ける事になったのかというと、

それまでは自覚していなかったのですが、

検査入院で行われた触診で、

初めて『お腹を押されると痛い』ことに気が付いたからです。



病室のベッドに仰向けになり、お腹を出して

ゆっくり上から押さえるように触診をした時の事・・・。


痛いんです。


普段は全然感じない痛みを感じました。

それは、ちょうどおへそから右に10センチくらいの辺りから、

左側に向かった「おなか全体」が響くように痛みます。


普通は触診くらいでは痛まないそうです。


そこで、大腸も内視鏡検査をやろうという事になりました。


まず、

大腸をきれいな状態で撮影する為「ニフレック」という経口腸管洗浄剤を

2時間かけてゆっくり飲まなければならないのですが、

この「ニフレック」、なんと2リットルもあるんですよね。

まず、それがちょっとたいへんだったかな。

おいしいものでもないし。

(それでもだいぶ「改善」されて、味は向上しているらしいんですが。)


でもこれ、飲み方に気をつけないと、

急に飲んで『腸穿孔』が起こり、年に数人死亡される方もいらっしゃるようです。


わたしの通っている大学病院でも

時々処置室の片隅で「ニフレック」を飲んでいる方をお見受けしますが、

看護士のそばで経過を見ながらゆっくり飲んでもらっているのでしょうね。


「ニフレック」は下剤みたいなものなので、

1時間くらい経つとだんだん便意を催しはじめ、

トイレとベッドの往復になり、便が次第に『水様便』と化すのですが、

無色になるのがベストだそうです。

わたしは若干黄色っぽかったけど、OK出してもらえました。


そしていざ施術へ


おりょ、おりょ、おりょりょりょりょ~ん

大腸の担当医以外にも白衣の若人が数人集っているじゃ~ありませんかっ



そうです、ここは大学病院。   

明日の日本の医療をになう若者達が教育を受ける場所。


わたしは彼らの勉強のために、検査の数値のみならず、

『美ケツ』ならぬ『ブケツ』をも差し出さなければならないのでした。

                   

「あ~、なんでこんなお恥ずかしい格好をして

 後ろの秘部に医療器具をぶっこむ姿を

 見も知らぬ白衣の若人達にさらさなきゃならないのさ~


 わたしじゃなくて、他の人で学習してオクレよ~


も~、恥ずかしくて恥ずかしくて、

痛さとか辛さとか、ぜんぜん覚えていないのです。


さっきまでの「ニフレック」を飲む辛さなんて、この段階では

完全にどっかに行っちゃってました。



で、そんな思いをして行った大腸の内視鏡検査なのですが、

結局、なんにも出てこなくって、

で、何にも出来ないまま今に至り、

おなかはやっぱり痛いままです。(触診の時のように上から押さえると)


症状があっても、現状ではこれと言って病状が悪化する恐れも無いので

『今は様子見』という事になるのでしょうね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お互い (pooh)
2008-12-29 22:23:19
似たよな検査を受けてますねf^_^;

私も大腸ファイバーやって直腸に2センチくらい動きのおかしい腸があり、痛みを伴いますが何にもせず観察中です(o^∀^o)

不明熱もありました(-.-;)

キャッスルマン病も珍病ですよねo(^-^)o
poohさん☆ (moco)
2008-12-31 01:02:48
どもども、mocoです。 

おなかの痛みは今も「押すと痛い」状態は変わらないのですが、治療の仕様が無いので相変わらず様子見の状態です。

キャッスルマン病って、ほんとに珍病ですね。
まず、ヘンテコな名前だし。 
でも、わたしがキャッスルマン病の診断がついた頃って、ネットで探してもほとんど情報が無かったけど、今は患者さんのブログも増えたし、なにより情報量がハンパなく増えましたよね。い~っぱいHITするようになった。

早く完治する治療法が見つかって欲しいものです。 
クロウ・フカセも… (pooh)
2008-12-31 21:55:31
2000年に私がキャッスルマン病と言われた時は、資料がなかったから今は助かります。
クロウ・フカセも5年もすると増えてくるのかなぁ…
増えてくるのも防ぎたいけど、情報は欲しいし…難しいものですね。
poohさん☆ (moco)
2009-01-01 20:49:47
どもども、mocoです。

そうそう、
『情報量が増える=患者数も増えている』の図式って、
お仲間が増えるのは嬉しいけど、健康を奪われている人が増えていると思うと喜べないんですよね。

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