キャッスルマン病とわたし。

稀少難病『特発性多中心性キャッスルマン病』になってしまったわたしの日々。
夫・Uさん&チワワに支えられて。

キャッスルマン病と言われるまでのこと。その7

2007-11-03 | キャッスルマン病と言われるまでのこと。
【 検査入院で1番嫌だった検査 】



検査入院では、日々行われる血液検査のほか、CT、MRI、PET、

レントゲン、肺機能検査、心電図、胃の内視鏡(胃カメラ)、大腸の内視鏡

腰椎穿刺などをしましたが、病理診断が付かないまま

 相部屋の方と相性が悪く、精神的にまいってしまった事

 原因が特定できないのに長期入院している事

の精神的&金銭的不安から半ば強制的に退院させてもらった私ですが、

とりあえず「付いた」、というより「付けられた」診断は、

『不明熱』でした。                     
                           

『不明熱』とは読んで字のごとく、

原因がわからないけど高熱が続いている状態の人に、

《とりあえず付けておく病名》です。


で、

「 《とりあえず》膠原病っぽいからステロイドでも飲んでみようか。」

的なノリで、入院後期からステロイドを服用し始めました。

確か、プレドニゾロンとイムランだったと思います。


多分、私の記憶が正しければ、

大学病院を受診し始めた頃は「12」くらいあったCRPが、

ステロイドの服用で「8~9」くらいに下がったと思います。

微妙だけど。


              



2005年・4月下旬から5月下旬までの約1ヶ月の検査入院の中で

一番つらかった検査は「胃カメラ」です。

今までは、生きていて1番苦しかった手術といえば「出産」でしたが、

その記録はなんなく塗り替えられてしまいました。


まずは、施術中、体に余分な力が入る為、肩の辺りに麻酔を打ち、

水あめの様な麻酔薬を喉の内側に塗り、

胃カメラが喉を通る時に痛くならないようにします。


そして検査室のベッドに横たわり、胃カメラを口から挿入していくのですが、

も~わたしにとっては拷問でしたよ。


だって、いくら麻酔を塗っているとはいえ、

胃カメラ=大きな異物が体内に侵入するもんだから、

体が拒否反応を起こして、「おえっっ、おえっっ」てなるわけですよ。


涙も鼻水もよだれも流しっぱなしの放置プレー。


しかもやたらとゲップが『グェーグェー・グァーグァー』出るんです。


わたしは普通の人より気道が狭くて胃カメラが通りづらかったらしく

胃カメラの担当医から

「体から力を抜いて、ゲップはしないで下さい。」

って言われたんですけど、

わたしだって好きで出してるわけじゃ~ありません。


面白いくらいにゲップ製造マシーンと化してしまったわたしに

「そんなにゲップを出してるといつまでも検査終わりませんよ~。」

と担当医がのたまいます。



検査が終わってから、

果たして施術時間が本当は長かったのか短かったのかなんて

どうでもいいけど、この検査だけは2度とやりたくないと思いました。

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