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『21ACT』に「さっぽろ・昭和30年代」展関連記事が掲載されています。

2010年12月25日 15時43分41秒 | さっぽろ・昭和30年代

こんにちは。

今日はクリスマス。
おだやかな空模様になってよかったですね。
美術館事務室はあまり電話も鳴らず、とても静か。
年末ムードが漂っています。

さて、前回の記事で「よい年末年始を!」などと
気の早いごあいさつをしたのですが、お知らせがあって再度登場です。

美術館では現在
「さっぽろ・昭和30年代—美術評論家なかがわ・つかさが見た熱き時代—」
を開催中ですが、
札幌時計台ギャラリーが発行している美術誌『21ACT』
12/15発行号に、下記3本の本展関連記事が掲載されています。

柴橋伴夫(美術評論家)「木田金次郎となかがわつかさ」
吉田豪介(美術評論家)「なかがわつかさと北海道の美術ジャーナリズム」
吉崎元章(当館副館長)「さっぽろ・昭和30年代展の楽しみ方」

柴橋氏はなかがわが来道するきっかけとなった岩内出身の画家・木田金次郎
となかがわとの深い関係に焦点をあて、
吉田氏は当時の本人との交流のエピソードを交えつつ、
批評誌「美術北海道」を発刊したなかがわの仕事を
北海道の「美術ジャーナリズム」確立の礎と位置づけています。
吉崎は本展の特徴や見どころを詳しくご紹介しています。

お読みいただくと
今につながっている当時の美術状況への理解が深まりますし、
展覧会もより深く楽しんでいただけるのではないかなと思います。


札幌時計台ギャラリーで入手できるようですので、
ご興味を持たれた方はぜひ!
(※ホームページによると、年内の営業は終了し、新年は1月10日から営業とのことです。)


それでは、よいクリスマスを!


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