SAMニュース

美術館の最新ニュースをお届けします。

構造社展スタート/虚実皮膜・・その後

2005年11月01日 18時32分38秒 | 2005年度の展覧会など
「海洋堂の軌跡展」、盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場のみなさま、ありがとうございました。

今度は雰囲気ががらりと変わって、「構造社展」です。
「構造社」は昭和初期に活動した彫刻の公募団体。
名前すら聞いたことがないという方も多いかと思いますが、
彫刻と建築、彫刻と商業美術の融合をめざし、
建築に彫刻を組み入れた「綜合試作」やスポーツ大会のメダル制作など、
ユニークな試みを展開しました。
決して本流ではなかったけれど、味わい深く多彩な作品を残しています。
じっくりご覧になってください。
(写真は、左から陽咸二の『女と猫』『降誕の釈迦』『女と犬』)

お知らせをひとつ。
当館で2003年に開催した「北の創造者たち展ー虚実皮膜」の出品作家6名のうち、
伊藤隆介氏、上遠野敏氏、鈴木涼子氏、藤木正則氏の4名が、
本年、ドイツのエルンスト・バルラッハ美術館に招かれ、
この4作家のみによるグループ展「Interaction」が開催されました。
「虚実皮膜」から2年、作家たちは国内外で着実な活躍を見せています。
そこで、作家たちの「その後」の展開をご紹介する展覧会
「北の創造者たち展ー虚実皮膜・・その後」展を12月より当館講堂にて開催することになりました。

その展覧会に先立ち、
「北の創造者たち展ー虚実皮膜・・その後」ドイツ帰国報告会 
を、11月3日(木・祝)に開催します。
急なお知らせですが、ぜひお越しください。

--------------------------------------------
「北の創造者たち展ー虚実皮膜・・その後」ドイツ帰国報告会

◆日  時:2005年11月3日(木・祝)午後3時~午後4時30分
◆会  場:札幌芸術の森美術館 講堂
◆参加作家:上遠野敏氏、鈴木涼子氏、藤木正則氏


最新の画像もっと見る