はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

しろ、シロ、白、、、そして

2009-03-14 | Weblog

3月14日(土)あめのちはれ

白い世界を創る日々はいづこへ
頭の中の科学者は自転車に乗って猛スピードで通り過ぎていった。

しろ、シロ、白
夜な夜な目を閉じて創ってみた世界。
真っ白を創るのは難しく、
雪が降る空の灰色っぽい白に近い世界に傾くのだ。
傾いた白を、限りなく真っ白に近づける科学者。
その科学者がいなくなった。

良い科学者ではなく、眠るために創り出した偽科学者にすぎない。
彼が去ったことでわたしの休息は快適なモノに近づいた。

白い世界を創り出さなくて済むことは嬉しくもあるが、少しさみしくもある。
それでもいつの間にか眠りに落ちることが幸せでならない。

無意味に考えすぎた日々が懐かしくおもえる。
何かを見つけるってのはすごく良いことだ。


もうひとり居るはずの、良い科学者への贈り物