はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

処分できません。

2008-10-08 | Weblog

10月8日(水)あめくもり

処分市半分、箱詰祭り半分
処分ってのは見切りをつければ早い。
箱詰はそれとは逆で進まない。
詰めても、詰めてもモノはあって・・・
それが捨てられないモノだから困る。
勢いで捨ててしまえたら楽なのに、未練タラタラで捨てられない。

こっちに引っ越してくるときにほとんど処分してしまった本
記憶が曖昧だけど、こっちに越してきたとき1、2箱だった書籍。
5年半とちょっとの今、そのときの数倍にもなってしまっている。
越してくる前は、毎日のように遊んでいた友達がそばに居た。
その友達が近くに居ないからひたすら本を読んでいた時期もあった。
ひたすら読んだ時期から幅が広がった。
それはとてもいいことでもあった。
その積み重ねが今日の結果。

その時、そのときのおもいが本の内容とは別にあって、
さほど評価していない本でも処分できない。

アレックス・シアラーの【13ヵ月と13週と13日と満月の夜】
グッときた記憶なんてないのに、頭にパッとおもいつく一冊。
秋に読んだわけでも、寒い冬に読んだわけでもない。
真夏の辛かった時期に読んだ。それだけは鮮明な記憶。
暑かった記憶よりもこの本との記憶の方が強いのだ。
そんな本たちを処分できようか。
もちろん無理である。

見切りをつければ早いとか言っときながら矛盾しているけど、
この矛盾は矛盾のようで矛盾ではないものもある。
身の回りをさっぱりさせたいおもいも半分。
それでもおもいで付きからは断ち切れないおもい半分。
引越だからこそ、捨てなければいけないのだ。
本の分だけ別のものに見切りをつける必要がある気がする。
果たして上手くいくのだろうか...
自分のことながら不安である。