むるあの趣味部屋

むるあの話の中でも趣味に関しての評価関係を集めてみようかなと。

ゾイドインフィニティ・フューザーズ(PS2)

2005年02月25日 16時46分48秒 | ゲーム(PS2)
■ゾイドインフィニティ・フューザーズ@PS2
公式サイト
【オススメ度】
★★★☆☆
【自己満足度】
★★★☆☆


さて、今晩から大阪なので、その前にこちらのレビューを仕上げちゃいましょう。
といっても、相変わらずヘタレプレイ&同名ゲームのアーケード未体験のためEASYプレイです(^^;

あと、過去にゾイドゲーは買った事ないのですよ。
なのでゾイドインフィニティ・フューザーズ(以下インフィニティ)が初ゲーです。
一応比較になりそうな家庭用機プレイは、前々から話をしていたバーチャロンマーズ(以下マーズ)くらいかも?

ちなみにまだ完全なクリアはしていません(^^;
(アーケード:STORY3、ストーリー:途中まで、サバイバル:途中まで、VSフューザーズ:ZEROルートクリア)
自分なりに集めた情報と、自分がプレイしていっての中で感じた事をまとめた暫定評価、と思ってください。

ただ、クリアして大きく変わる評価は多分ないかと。
アクション系って基本的に、動かしてなんぼ、な部分が強いんで(苦笑)


家庭用操作でも十分いける
基本的にレスポンスの悪さはなし



個人的にマーズをやりきれなかった理由は「操作が複雑」ってことでした。
アーケード準拠の操作だと、ターボショットとかがL1・L2にあるので、センターターボショットとかかなり面倒でしたし、マーズって基本的に「ジャンプキャンセル」で相手を捕捉するため、どうしても操作が複雑だったのですよね。
ダッシュ近接とか、出せた方が絶対強い技なんかも直感的に出しにくく……。
まあ不器用なんで仕方ないですが(汗)
(アーケードでのツインスティックならまだ大丈夫なんですが……)

そういう意味ではアーケードで同じツインスティックだったインフィニティも心配はあったんですが、やってみると意外に楽であることに気付きました。

個人的にはアーケード準拠の2スティック仕様でプレイしています。
愛機が高速移動系のコマンドウルフなのもありますけど、ダッシュしながらハードブレーキ(以下HB)で相手を捕捉しつつ滑るので相手の捕捉自体は決して難しくないです。

ダッシュ近接(実際はただの近接ですが、移動ですれ違う相手なんかを捕捉する)についてもHB発動時に相手が間合い内ならそのまま近接に移行できるのもあるんで、意外にやりやすかったですね。
武器に対しての同時押しも複雑に絡む事はほとんどないですし、最初戸惑いはあるでしょうけど、ある程度で自分の中でイメージしている動きに近づくのは容易かと思います。

操作に対してのレスポンスも兼ねがね良好。
武器自体の攻撃までのウェイトなんかがあるのは機体や武器の特性なので許容範囲ですし、ステップなんかでミサイル避けるのも見てから引きつけて、とやることも十分可能です。

なお注意点としては、実弾兵器は弾切れ起こしたらもうそのラウンドでは使えない事。
マーズでは自然回復ですが、ゾイドにはそういうのはないので、ミサイル系などは使い方に注意が必要です。
まあある意味リアルって感じで、このシステムは嫌いじゃないですけどね。


何故なのか?
アーケードとそれ以外で区分けされている



操作感については問題がないのですが、何故かこのゲーム、アーケードモードって独立しているんですよね。

どういうことかというと、アーケードはアーケードの移植(どうやらVer.Up前のもの)なのですが、ストーリー、サバイバル、VSフューザーズの家庭用モードはちょっと別物なのです。
正しくいうと「アーケード」と「それ以外」って感じです。

例えば、アーケードでの機体視点と、それ以外の機体視点がまず違います。
何故かそれ以外は期待視点が機体寄りになるんで、頭頂までの高さがあるニ足歩行機体なんかは意外に画面が見辛いんですよね。

格闘で使える投げ(近接可能時L1+R1)も、アーケードはそういうのはないんですが、それ以外のグループだと使用キャラのカットインや投げ後のアクションが入るので、おかげで追い討ちができないとか……。
あとガードで射撃系武器を防御できる(アーケードではできない)なんかの差異もありますね。

一番大きいのは、新たに追加になった機体が、アーケードでは一切使用出来ない事。
その他にアーケードにないステージが結構それ以外のモードにはあるんですが、これが妙に狭かったり変に段差多過ぎたりと、結構微妙であったり……。

どうもこれらは「アーケード=タイトーと翔球社の共同制作のものの移植」に対し、それ以外のもの翔球社(ゾイドVSシリーズなどを手がけている)のみでの追加、という部分で、タイトーとの開発をしていないのが原因らしいですが……。

やはり追加要素が限定された状況では使えない、というのはちょっとしょんぼりだったりしますね。
個人的に一番推したいのがアーケードなのもありますし(--;


一番無難でゾイドらしい?
アーケードモード



アーケードモードは前述したとおり、アーケードの移植です。
シンプルにSTORYが語られて戦闘、と相成り、大体5~6戦でボス代わりの大型ゾイド(デスザウラー・デススティンガーなど)が出てきます。

感じとしては初代のアニメのゾイドをベースにした物語なので、個人的には好感。
ステージも基本的に広いので、走りまわるのも問題ないですしね。

アイテム類は前述の通りアーケード専用。
機体も総じて専用ですが、アイテムとしてゲットしないと乗れないものも多々あります。
集ったアイテムをチューニングでは使用できますので、最初は自由度が低いですが、進めていけばそれだけ自由度はあがっていきます。

チューニングは基本的に武器回りのみ。
勿論煙幕装置なんかの補助装備も同扱いです。

モードとしてはシンプルですが楽しむならこれだけでも十分かも。
欠点は集めたアイテム効果や装備可能機体がわかりにくいことくらいです。

あと唯一連動しているのはBPがその他のモードでも使えるってことと、アーケードで条件こなすと隠し機体が出る事くらいですね。


ちょっと面倒くさい印象?
ストーリーモード&サバイバルモード



ストーリーはこのゲームのオリジナル主人公となって物語を進めていきます。
一応現在放映しているアニメと連動しているため、そちらのキャラなんかも登場。

で、ストーリー中はBPを貯めて新しいゾイドや武器、オプションの購入をしたり、ハンティングという、野生のゾイドを狩ってBPを貯める、等もできます。

ストーリー自体には敢えて触れません。
正直いうと、今のアニメシリーズに近いので単純に子供向けです。
(初代ゾイドはその辺で深い話もあったんですけど、今は強いゾイドに乗ったら強いんだ! って物語なのであまり共感出来ないんですよ(汗))

ストーリーに絡んで機体が強制的にこれしか載れない、とかあるゾイドを○体倒せ、逃げ回れ、などがあるんですが、個人的に強制機体はまだしも、○体倒せ、はシステム上微妙だなぁ、と感じました。

何故かというと、実弾兵器搭載機は弾切れ起こすだけで手数に限りがでます。
それだけでなく例えば9体倒す場合、それだけ倒すか自分がやられるか、なんですよ。
出てくる敵も同じのが繰り返しで、その上矢継ぎ早の切れ目なしでの連戦。
なもんで面倒になってくるんですよね。
ちなみにハンティングも上記仕様です(汗)

後はショップでの購入とチューニングの画面が連動していないため、複数のゾイドを持っていると、それら全てを色々変更したりしようとすると異様にやりにくいって欠点があります。

あと、EASYだと基本的に評価があがりません(汗)
評価次第で増える機体とかもあるんで、この辺で否応なく「難易度あげなさい」と言われている感じがするのがちょっと残念です。
まあ、自分みたいにあまり隠し機体にこだわりない人にはいいのかも?

総じてサバイバルは、先のハンティングの仕様を更にサディスティックにしている感じです(汗)
各エリアでの軍毎の制圧率みたいなのがあって、自分がサバイバルで倒せば倒すだけそのエリアを制圧していけ、100%にするとボスが出て、それを倒せばそのエリアが制圧できます。
でもって、それを各エリア(6~7箇所だったかな?)でやっていけばクリア。

結局はここでも連戦続きになるので、疲弊度が結構高いです。
しかも50%だとして、100%にあげるにはかなりの数を倒す必要がありますから、尚の事惰性になりがち。
まだストーリーの方がメリハリはあるかと思います。

なおこれらのモード、及びVSフューザーズでは自分のカスタマイズした機体をそのまま使用できます。
(勿論アーケード以外では、ですが)


言ってしまえばタイムアタック
VSフューザーズルモード



さて、上記2つのモードよりもアーケードに近いのがこのモード。
8人倒し終えるまでのタイムを競う、というものなんですが、敵も自分もパイロットを選択する事になります。
この補正が結構大きいので、しっかり考えて選ぶといいと思います。

さて、選べるルートは各種作品ルート(作品登場キャラのうち8人をランダム選出)か完全ランダムかです。

作品郡は

・ゾイド(初代アニメ)
・ゾイド ZERO(二代目アニメ)
・VSシリーズ(ゲームのVSシリーズ)
・SAGAシリーズ(ゲームのSAGAシリーズ)
・フューザーズ(現在のアニメ+このゲーム)

となってます。

こちらは8戦分連戦しますが、倒した後にHPも弾薬も回復するアーケードモードみたいな感じ。
なので安心して戦えます。
システム部はアーケードではないですが、細かいところを気にしなければアーケード同様で楽しむ事が出来ます。

でもたまに思うんですが、タイムアタックって条件一緒じゃないとあんまり意味ないような(汗)


機体数は十分
マニアックなのも抑えている



機体数は100体以上。
といっても、マイナーバージョンアップな機体も多いですが(^^;
とはいえ、原作を少しは知っているなら、各種パイロット仕様の機体なんかが出てくるとニヤリとしますね。

VSシリーズと比較するとどうしても機体数に見劣りはしますので、コアなファンだともしかすると物足りない恐れはありますね。


ゾイド好きならオススメか?
付加部分のマイナスを気にしないなら購入してもいいかも



アクション的な要素での操作性とかは十分なんですが、如何せんアーケード+αの付加要素の部分も気にせず楽しめるか? というのが意外に大きなポイントになるかもしれないですね。

個人的にめちゃめちゃ満足、というわけではなかったです。
というか購入動機はアーケードでやる機会がなかったからですし(^^;

ただ、細かい欠点とかを気にしなければ、楽しむ事は十分できるかと。
操作性どうしようもない、とかっていう理不尽さは基本的にないですからね。

ゾイド好きなら(ストーリー部分の物語とかは別としても)相応に楽しむ事はできるかと思います。
ゾイド集めのやりこみ要素なんかもありますしね。

個人的にはアーケードモードでのんびり楽しんだり、ってだけでも良かったですし、マーズの時に経験した「思ったとおりに動けない」って部分を感じずにできただけでも、買って良かったな、とは思ってます。
ただこれで満足! っていうより「なんか細かいところでもったいない」って印象のため、ちょっと評価が低めに落ちついてます。




というわけで、大阪行きがあるので次回の更新は早くても火曜日あたりを予定してます。
……が、無双レビューするにはまだちょっとやりこみ足りてない感じなのよねぇ(^^;

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