こころの平和から社会の平和へ

水島広子の活動報告や日々思うことを述べさせていただきます。この内容はメールマガジンで配信しています。

『なんだか「毎日しんどい…」がスッキリ!晴れる本』刊行のお知らせ

2012年12月25日 | 活動報告
『なんだか「毎日しんどい…」がスッキリ! 晴れる本: 今すぐに元気があふれ出す3つのスイッチ!』を刊行しましたのでお知らせします。

「不安」「イライラ」「寂しさ」「クヨクヨ」といった感情との上手なつき合い方を知ることで、自分の中からあふれ出る元気を感じられるようにするための、「ちょっとしたコツ」をご紹介しています。
どんな方にも読みやすい本に仕上がっていると思います。

三笠書房  1365円(税込)

アマゾンで購入する方は http://amzn.to/SS0OXl

以下、出版社による内容紹介です。

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「ありのままの自分でいられる」「気持ちが軽くなる」など、驚くほどの変化がやってきます。
本書で紹介する、「3つの考え方」を身につけるだけで、どんな場面でも自分の力で乗り越えていくことができるのです。

誰の中にも、“元気”はたくさんつまっています。
「なんだか元気が出ない」というときは、イライラ、クヨクヨ、寂しさ……といった感情が、元気にフタをしている状態。
この「フタ」を外せば、エネルギーがみるみるあふれてきます!

「“今できること”に目を向けていますか?」
「“困っている自分”に、優しくできていますか?」
「自分の“身体”を使っていますか?」

心を癒す、「ちょっとしたコツ」が満載です!
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2012年11月のツイッターより(抜粋)

2012年12月03日 | ツイッター抜粋
2012年11月のツイッターより、反響の大きかったものの抜粋です。



2012年11月02日(金)

拙著『誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ』を、佐伯チズさんのウェブサイトで丁寧にご紹介いただきました。ありがたいです。 http://t.co/KwihlsBw



2012年11月03日(土)

自己肯定感が低いと、「べき思考」の世界で生きることになる。自分に「べき」を押しつけてボロボロになると共に、他人にも「べき」を押しつけて傷つける。この全体が、無力化のプロセスを進める。「自己肯定感を高めるべき」ではなく、安全な環境でありのままの自分に触れたい。



2012年11月06日(火)

生身の身体を持ち時間のある世界に生きている限り、人間には様々な弱さがある。その弱さを受け入れたところから、本質としての強さが発現するのだと思う。私はよく「強い人間」と勘違いされるが、きっと誰よりも、自分の弱さに寛大なのだろう。それは相手にも優しくなること。

昨日帯広で講演した。タイトルは「現代日本を動かす感情的原理~福島原発事故後に起こっていることから考える」だったが、原発問題にとどまらず、衝撃時の反応、人々の無力化、「強いリーダー」が全て解決してくれることを切望する気持ちへと、話を広げることができた。



2012年11月07日(水)

「主権者」の無力化は民主主義の危機。今までの歴史を見ると、衝撃への反応として出現した「強いリーダー」が、さらに人々の無力化を強めてきたと思う。一人一人が衝撃から回復し、自らの力に目覚めていくところに希望がある。被害者の感情である「怒り」は、無力化を進めるもの。



2012年11月16日(金)

2013年版「現代用語の基礎知識」の見本が届いた。今回もメンタルヘルスの執筆を担当した。今回は大字版も出たので、大きい本と小さい本がある。創刊65周年で、子どもの頃から知っていた本。こつこつと長く続いているものに価値を感じるこの頃。

米国人の友人(70代)の話。レーガン政権のときに、精神障がい者用の施設が廃止され、彼らがホームレスになってしまった。それまで共和党支持者だった彼女は支持政党を変えると共に、精神障がい者のためのボランティア活動を始めた。主体性のお手本を見た気がした。



2012年11月17日(土)

『「苦手な人」とのつき合いがラクになる本』刊行しました。誰にでもいる「苦手な人」、この際じっくり取り組んでみませんか? 詳しくは http://t.co/3GKgtGNa



2012年11月18日(日)

「何の希望もない選挙だ」と友人は言う。「自分が出た選挙以外、いつも選挙ってそんなものでしょう」と私は言う。国民は自分の身の丈にあった議員しか手に入れられない。だから私は著作やAH活動などを通して、「身の丈」を高める努力を続けるだけ。



2012年11月21日(水)

拙著「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」が増刷になるとの連絡。共に過ごす時間が案外短いのに最も「親しい」夫婦関係と、親しくなくても長い時間を共に過ごす職場の人間関係は、どちらも興味深いが、本書は前者について。 http://t.co/qbLvXxps


2012年11月22日(木)

旧民主党(1996-1998)は、党議拘束をかけない実験政党だったと聞いている。個々の議員の責任をそれだけ重く見ていたのだ。実際、それだけ重いものだと私は思っている。

「自分の考えは違うけれども、党が決めたことだから…」と言い訳する議員をあまりにも多く見た立場としては、「党が決めたことを守る」というのは決して責任ある政治家の姿勢に見えない。


2012年11月23日(金)

「怒り」の本がまた増刷になるとの連絡。今日も学会場でイライラしている人を例年より多く見かけた気がする。そのことと、現在の世相、政治状況はもちろん無関係ではないと思う。 http://t.co/JBZcxPJt

現在執筆中の「イライラ」の本で、脱・被害者、主体性の回復についてうまく書けるとよいのだけれど。一番大切なのは、イライラしている世相に、自分自身がイライラしないこと。それを各人がやっていくことで、戦争のエネルギーを少し減らすことができると信じている。