こころの平和から社会の平和へ

水島広子の活動報告や日々思うことを述べさせていただきます。この内容はメールマガジンで配信しています。

CS放送出演のお知らせ

2010年09月30日 | テレビ等出演
10月2日(土)11:00~13:00、朝日ニュースター(CS放送)の「愛川欽也パックイン・ジャーナル」にコメンテーターとして出演する予定です。

テーマは以下の予定です。
(1)臨時国会始まる
(2)日中関係の着地点
(3)検察特捜事件のその後
(4)北朝鮮 3代世襲へ
(5)日本 ミャンマー難民受け入れ


CS放送をご覧になれる環境の方は、ぜひご覧くださいませ。

「正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~」を刊行しました

2010年09月03日 | 活動報告
技術評論社の「ぐっと人がわかるシリーズ」の1冊として、「正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~」を出版していただきました。

パニック障害、社交不安障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など不安障害について一般の方向けに説明した本です。

不安障害をお持ちの方、その身近にいる方、不安が強い方、不安という感情に関心がある方にお勧めです。


あとがきより一部抜粋します。

(前略)もう一つ本書で明らかにしたかったのは、「不安」と「怖れ」の違いです。この二つはほとんど同義に用いられることもある言葉ですが、私は本書で、単なる感情としての「不安」と、心の姿勢としての「怖れ」を区別することを心がけました。不安は、「安全が確保されていませんよ」ということを教えてくれる感情であり、基本的には役に立つものです。でも、不安だらけの毎日になってしまうと、それは苦しいことになります。単なる感情である「不安」を苦しいものにしてしまうのは、「不安」を怖れる心の姿勢なのですが、これは案外語られてこなかった側面だと思います。
本書を通してお伝えしたかったのは、不安も、不安障害も、怖れる必要はないということです。不安は役立てていくことができますし、不安障害は治していくことができます。そこから何かを学ぶことすらできるのです。不安も不安障害も、実物大で見ることができれば、生活を支配し、人生の質を台無しにするようなものにはなりません。実物大で見るための大きな一歩が、まずは正しく知るということです。それが、本書のサブタイトルで言っている「『不安』を理解し『怖れ』を手放す」ということです。一見首をかしげるようなサブタイトルですが、まさに、本書の目的はそこにあります。(後略)


お役に立てば幸いです。

正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~
技術評論社
1554円(税込)


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