こころの平和から社会の平和へ

水島広子の活動報告や日々思うことを述べさせていただきます。この内容はメールマガジンで配信しています。

講演「自分でできる対人関係療法」(宇都宮)(2010年9月18日)

2010年07月26日 | 講演などのご案内
宇都宮で、一般向けに対人関係療法の考え方をご紹介する講演をします。
以下、主催者からのお知らせです。

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家族相談室・エコーズ 15周年記念講演会

良好な人間関係を作るためのコツ「自分でできる対人関係療法」

日時:2010年9月18日(土) 午後1:30~3:30

場所:とちぎ健康の森 とちぎ健康づくりセンター講堂

(宇都宮市駒生町3337-1 電話028-623-5858)



主催: 家族相談室 エコーズ 
共催: シティ・ラボ・うつのみや 
協賛: エムエスディーエー有限会社
後援: 宇都宮市・宇都宮教育委員会・宇都宮市社会福祉協議会・下野新聞社・朝日新聞宇都宮総局・読売新聞宇都宮支局・毎日新聞社宇都宮支局


チケット    前売券1000円 当日券1500円

※収益の一部は「障がい福祉サービス事業所・益子マインド」に寄付いたします。

前売券申込み  郵便振替 口座番号00190-5-441152 口座名称 家族相談室・エコーズ
振込締切り8月20日 振込控を当日ご持参願います。

問合せ先    家族相談室・エコーズ 宇都宮市桜2-1-20 桜1401
Fax 028-624-3539または028-661-9009  E-メール echos0918-kouen@yahoo.co.jp

CS放送出演のお知らせ

2010年07月15日 | テレビ等出演
7月17日(土)11:00~13:00、朝日ニュースター(CS放送)の「愛川欽也パックイン・ジャーナル」にコメンテーターとして出演する予定です。

テーマは以下のようになる予定です。

(1)民主敗北を選んだ国民の中身
(2)消費税10%は本当に国民OKか?
(3)日本振興銀行事件で木村剛前会長逮捕を分析
(4)中国 パキスタンに原発協力でNPTは



CS放送をご覧になれる環境の方は、ぜひご覧くださいませ。

水島広子ホームページアドレス変更のお知らせ

2010年07月13日 | ごあいさつ
このたび、ホームページを移転しましたので、アドレスが変わりました。

従来のhttp://www.mizu.cx/

から、

http://www.hirokom.org/

へとリンクのご変更をお願いいたします。

なお、これに伴い、メールアドレスも

info@hirokom.org

に変更になります。

お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「対人関係療法でなおす 双極性障害」刊行のお知らせ

2010年07月09日 | 活動報告
創元社から出していただいている対人関係療法シリーズの第三弾として、双極性障害(躁うつ病、双極II型障害)向けの精神療法である対人関係・社会リズム療法(IPSRT)の本を刊行いたしましたのでお知らせします。
一般の方(患者さん、ご家族、その他ご関心のある方)向けです。

対人関係療法でなおす 双極性障害 ― 躁うつ病への対人関係・社会リズム療法

創元社

1575円(税込)

アマゾンで購入する方は

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4422114638?ie=UTF8&tag=mizucx-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=4422114638



知られているようで正確には知られていない双極性障害ですが、この本を書いた背景は下のようなものです。


【あとがきより引用】

 一昔前には、双極性障害と言えば薬物療法であって、精神療法など入り込む余地はなさそうに思われていたものですが、実際には、双極性障害という診断を受け入れるのも、薬物療法を受け入れるのも、そして、薬の服用に伴う種々の不便に耐えながら、再発の可能性を不安に思いながら、さらには過去の躁状態やうつ状態が及ぼした影響を抱えながら、日々暮らしていくのも、多くの精神的なプロセスを必要とするものです。そういう意味では、実は双極性障害ほど精神療法を必要としている病気もないのではないかと思います。
 このような状況を踏まえて、ピッツバーグ大学医学部教授のエレン・フランクが考案したのが対人関係・社会リズム療法です。

【本文の最後より引用】

 患者さんの社会リズムを支えることによって、そして再発の徴候に早期に対応することによって、自分たちも病気の経過にプラスの影響を与えられると知ることは、双極性障害に対する一般の偏見を減らしていくことに間違いなくつながると信じています。偏見をなくすというのは、双極性障害がもつさまざまな問題を気にしないようにする(否認する)という意味ではなく、問題を認識したうえで、「対処できる」という感覚をもつことだからです。本書もそんな目的に活用していただければ、それほど幸せなことはありません。


お役に立てば幸いです。