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寒じめホウレン草と虫食いチンゲン菜

2020年01月23日 | ホウレンソウ・小松菜・青梗菜・水菜・春菊

2020/01/12・17

冬になって防虫ネットをはずして「寒じめ」しているホウレンソウです。

 

 

*寒じめの効果

「寒じめ」は、収穫間近になった菜っ葉をわざと寒さに当てる栽培方法です。

 「寒じめ」することによって、

葉は凍りつかないように水分を少なくし、糖分をため込むことから甘みが増し、

うまみ成分であるアミノ酸含有量やビタミンCも上昇します。

これらの効果は、「寒じめ」する日数が長くなるほど高まります。

 

 

*寒じめホウレンソウの特徴

ホウレンソウは、冬採りは夏採りに比べビタミンCが3倍多くなるほど栄養価が増します。

また、えぐ味の原因となるシュウ酸の含有量は、地温低下により代謝が少なくなることから減少します。

葉はぶ厚く濃い緑色をしており、一見すると固そうに見えますが、食感は肉厚でやわらかです。

 

そんなホウレンソウ、美味しくいただくには

含まれるビタミンCが水に溶けやすく熱によっても壊れやすいため、

短時間でゆでたり炒めたりすることが大切です。

また、

鉄分をより効率よく吸収するためには、少量の動物性タンパク質が必要で、

炒めたベーコンと合わせる「ほうれん草サラダ」などはまさに「理」にかなった食べ方だそうです。

 

「寒じめ」で美味しくなる野菜はほうれん草の他、

コマツナ、チヂミナなど、耐寒性の強い葉物です。

ということで、チンゲン菜も収穫しました。

 

 

このチンゲン菜、

ダイコンハムシの猛攻撃にあったチンゲン菜です。

 

 

間引きもせずにほったらかしにしていましたが、

今頃になって、攻撃が収まったのか、

虫食いのひどい外葉を剥ぐと、

結構グラマーなチンゲン菜が収穫出来ました。

ちょっとうれしい。

寒じめ効果で美味しくもなっているといいな。

 

コメント
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