ミズヘンの腹ん中。

女3人、演劇創作ユニットmizhenのブログ。

シガレッツ

2017-01-26 17:17:14 | 藤原佳奈
ENBUゼミナールの卒業公演に、『月ノ原中学校音楽準備室』のチラシを届けに行って、隣のおもちゃ屋さんで見つけたこいつ。
どんな味か思い出したくて買った。

おもちゃ屋のおばあさんに、
「これ、もっと昔大きかったと思わない?」
と言われて、

反射的に
「ああ、そうですよねえ」
と答えた。

でも、確かにもっと大きかったような気もするが、
その時の私の手ももっと小さかったので、そう考えるとこんなもんだった気もする。

どうだっけな。





こんなとき、ネットで調べりゃ一発でわかるのだろうけど、
どうだったかしら、ぐらいで置いておきたい気持ち。


味は一個ポリポリしたら満足してしまったけど、この箱のデザイン、改めて見るとめっちゃ可愛い。



二兎社『ザ・空気』本日の公演を終えまして、現場をドロン。わたしの後は、A齋ちゃんにお任せしました。ありがとう。

今から佐藤みゆきさんの稽古。
永井さんの現場にいた英才教育?のおかげか、脳内の演出の言葉が増えた気がするのだけど、気がするだけじゃないといいな。


ふじわら

明日で最後ねん。

2017-01-25 21:19:40 | 藤原佳奈
こんばんは。藤原です。
二兎社の公演、『ザ・空気』、本日は初めての昼夜2ステージでした。

毎度小さく変わる俳優陣のお芝居と、客席のリアクションと。

わたくし、開演前と終演後は物販コーナーにおりますが、終演後扉から出てくるお客さんの息、熱で、その日の回がどんな回だったか分かります。

パンフレットを買いながら、鼻息荒く「観に来て、ほんとに良かった!」と、声をかけていただくこともあり、嬉しい。
みぞみぞしますね。


明日は、二兎社のおしごと最後の日。
ルーティーンになった場所を離れるのは寂しいです。でも、月ノ原の稽古がんばります。
佐藤みゆき氏と、小玉久仁子氏と、それぞれマンツーマンの稽古が連日続きます。
最近気づきましたが、わたし一人芝居の稽古が好きみたい。

お二人とも素敵な女優さんですが、やるからには、一緒に何か新しいものをほじりたいと、新しい毛穴を開いて、未知の内臓を見つけたいと、そんな気持ちです。

さ。今月末に出したいコンぺがあるので、帰って脚本書くぞ。しかし締め切り一週間切ってる。間に合うのかな。でも書くぞう。かどのたくぞう。



藤原

小玉さんのお稽古。

2017-01-24 21:13:36 | 藤原佳奈
月ノ原中学校音楽準備室、稽古終わり。

歩いて帰る。

小玉久仁子さんと初めましてで、お稽古したけど、初見で面白すぎて仰け反りました。

エンタメ女王や。。と、腹のなかで独りごち。

幕間ですが、
たかが幕間、されど幕間、
楽しいものにしますよん!是非目撃をば。



偶然にしてはできすぎたタイミングってものがあるなあ、と、たまに思うことがありますが、
本日もそんなタイミングの電話があり、

とにかく、目の前のことを掘り進めんとす。
と、思った。

神様は見てるかわかりませんが、
死んだじいちゃんはどこかで見ていることでしょう。

勘を導にするのは頼りないけど、いつも正しい。



ブラシュカ『月ノ原中学校音楽準備室』
2/4.5 @新宿シアター・ミラクル
詳細はこちら▼
http://ameblo.jp/burashka/entry-12215640648.html

(ご予約はこちらからできます)
https://www.quartet-online.net/ticket/v2xibci?m=0edibdb

月ノ原中学校音楽準備室

2017-01-23 15:43:36 | 稽古日記

どうも。藤原です。

ブラシュカ『月ノ原中学校音楽準備室』

昨年4月に上演しました朗読劇の企画、好評につき2月4・5に再演いたします〜!
キリンバズウカ登米さん、劇団競泳水着上野さん、mizhen藤原の3人で紡ぐ朗読劇です。
朗読劇、と銘打つと、正直あんまりお客さんが来ません。
あんまり響きがよくないんですよね。
でもわたし、朗読劇好きなのです。
声だけで想像させる。これは、声色だけじゃなくって、身体で芝居をしないといけないので、やはり空間で体感してこそ楽しめる、エンゲキの1ジャンルだと思います。

ビジュアルがないからこそ、俳優が媒介となれば、お客さんの想像でどこまでも飛んでいける、そんな朗読劇の魅力をフルに活かせる作品にしたいと思っておりますので、
「うち、朗読劇初めてやワ〜」という方も是非遊びに来てくださいな!

月ノ原中学校にある音楽準備室をお話の根幹に据えること、そしていくつかの登場人物をリンクさせること、などをルールにして、3人別々に書きました。初演は、始めて合わせてみたときに、お互い発見があって、作りながらも面白かったな。

私は、すこーしテコ入れした『フナムシ』という作品を、前回同様佐藤みゆきさんと再演します。
そして、幕間の[進行出演]というものを、前回は黒岩三佳さんとご一緒したのですが、今回はホチキスの小玉久仁子さんとご一緒します。演劇界のエンタメ女王こと小玉さんとご一緒するということで、こじれた女の幕間を新しく書きました!
こじれた女、書くの大好き。
「自身はこじれてないんですが、こじれた女書くの好きなのです。
」と、先輩に言ったら、「こじれている人は自覚がないのだよ。」
と冷ややかに返されました。
そういうもんなんでしょうか。真実は誤解の総体ということで、客観的な判断におまかせしますが、ともあれ、楽しくなるといいな。
と思ってます!

どうぞお楽しみに〜!
チケットは絶賛発売中でございます。

【公演日時】
2017年
2月4日(土)16時~/19時~
2月5日(日)13時~/16時~

【チケット】
前売り2200円/当日2500円
[予約フォーム](藤原扱い)
https://www.quartet-online.net/ticket/v2xibci?m=0edibdb

【場所】
新宿シアター・ミラクル

【出演】
○team藤原
『フナムシ』
脚本・演出) 藤原佳奈(mizhen)
出演) 佐藤みゆき

○team上野
『面と向かって言えないけれど2』
脚本・演出) 上野友之(劇団競泳水着)
出演) 伊與田成美(the pillow talk)、神崎亜子、土屋杏文(青☆組)、原田樹里(演劇集団キャラメルボックス)

○team登米
『合唱部部誌』
脚本・演出) 登米裕一(キリンバズウカ)
出演) 清水彩花、皆本麻帆、宮菜穂子


進行出演) 小玉久仁子(ホチキス)


田舎の中学校。
その校舎の片隅の、音楽準備室にまつわる短編朗読劇。
共通の登場人物とキーワードで3つの物語。
すべてが語られた時に、浮かび上がる景色とは

http://ameblo.jp/burashka/entry-12215640648.html


なんでもない夜

2017-01-22 22:25:03 | 藤原佳奈
煮詰まったので、外に出た。

歩こうと思い。

ひどい格好で出てしまったのに、馴染みの店の店主たちが井戸端会議をしているところを見つけてしまった。

見なかったふりをしようか躊躇ったが、
そういや新年のご挨拶をしていなかった、と思い、

あけましておめでとうございます。

と、声をかけた。

そんなマフラーでぐるぐるだと、
誰だかわかんなかったよ、と笑われ、

へへへ、すんません。
と、ぐるぐるマフラーのまま、何故か謝った。

一月はちょっと落ち込んだねえ、という店の話にぼんやり参加したあとさよならして、

またズンズン歩いていった。

近くの公園になんとなく入って、
なんとなくブランコに乗って、

1人でひどい格好でブランコに乗るのは、
年齢重ねると悲しいぞ、

と1人でツッコミを入れた。

悲しくならなくったっていいのにねえ。
公園は子供の場所ってわけじゃないんだし、
大人もいていい場所なんだし。

と思いつつ、

やっぱり公園にいるとどこか後ろめたさを感じるし、
ブランコに乗ると、シュンとする。

漕ぐけど。思いっきり漕ぐけど。


大人のブランコ、から

『生きる』の志村喬さんを想像するからかもしれない。


ともあれ、そんなこんなしてるうちに、一個思いついた。帰る。



藤原