はと@杭州便り

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不論他生病或是健康…

2009-10-18 18:24:29 | 杭州生活
中国で初めて、キリスト教の結婚式に参加してきました。

場所は解放路の思澄堂。1927年に建てられた歴史ある教会。
こじんまりした礼拝堂は、中国式と西洋式を折衷した建物で、白い壁に木造の床板、椅子がレトロな感じ。
規模は全然違うが、私の通っていた中高の礼拝堂にも、ちょっと似ている。

中国では、教会で結婚式を挙げるのは信者だけ(のはず)。
本日の新郎新婦はどちらも信者で、この教会で知り合って結ばれた。
こんな結婚式に呼ばれることはめったにないので、喜んで出席させてもらった。



教会といえども、ここは中国。
やっぱり日本の教会とは違うところもあるわけで。

プロテスタントの教会なのに、十字架がある。
しかも真っ赤だ。バージンロードも赤。
一瞬「赤十字の集会か!?」と思ってしまったが、中国で結婚式といえば「赤」。
それにこの礼拝堂の屋根についている小さな十字架も、よく見れば、赤。
…まあ、中国ではこれでもおかしくないんだろう、きっと。

式次第や讃美歌の歌詞は、前方のスクリーンに映し出されるので、信者でなくてもカラオケのように歌うこともできる。
教会での結婚式は神聖で、静かで、厳かなもの…、というイメージがあるのだが、
今日の結婚式は神聖で、でも賑やかで、和やかなものだった。

そして熱い!
牧師さんのお話も、熱血教師のように熱い!!
聖歌隊のおっちゃんおばちゃんも、熱い!!
歌には振り付けまであった↓



歌は讃美歌が2曲(312番と158番?)
あとはどうやら中国オリジナルの歌のようで、私は知らなかった。

聖書の引用は、有名な
「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。
愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、苛立たない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真実を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。」
(新約聖書 コリント人への手紙第一)の箇所。

…中国語で聞くと、新鮮。

そして誓いの言葉。
「健やかなるときも 病めるときも…。」
これも中国語バージョンで初めて聞いた。

新郎新婦ともにこの教会の信者ということもあって、
参加者全員が終始和やかな祝福ムードに包まれた、いいお式でした。



最後は皆で記念撮影。

本当におめでとう。
どうぞ末永くお幸せに…

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