バレエの発表会

遅ればせながら、5月17日。バレエの発表会がありました。

バレエを習い始めて約2年半。初めて舞台に立ちました。







ユキの通っているバレエ教室は、年々生徒数が増え、
一昨年発表会をした劇場ではもう狭いということで、今回は浙江児童劇場で行われました。
広々とした舞台に、2階席まである劇場。
舞台もちゃんとバレエ仕様になっています。

私もその昔、バレエを習っていて、発表会の前は緊張したものですが、
中国（というか杭州？）では、発表会と言っても何かベルが鳴って幕が開くわけでもなく、
見に来ている保護者の皆様も基本的に自分の子供の出番にしか関心がないため、
ずーっとざわざわしていて、静かに見てくれません。

…ある意味では、日本より緊張感がなくて良いかも。


お化粧の最中


変身後


同じクラスのお友達と


ナント、見に来てくれた日本人のお友達から花束を頂きました！

日本ではバレエの発表会と言うと、色々とお金がかかるみたいですが、
こちらでは衣装代と諸経費合わせて6000円ほど。
平均収入を考えれば高い習い事ですが、日本に比べれば衣装なんかは安いと思います。

ユキは一時はやめると言って泣いたこともありますが、今は一番痛い時期も過ぎてしまった？のか
バレエを続けることに前向きです。
学校の柔軟運動や、体力測定の柔軟性の項目も優秀な成績で（当たり前だが）、
それもモチベーションアップの要因になっているようです。


他の演目はこんな感じ








一番長い人では8年目という人も。

この教室はあくまで習い事で、プロを目指すわけではないので、
中国の学校の山のような宿題やテストに追われる多忙な日々の中、小学校高学年や中学生になっても両立して続けている子達は本当にすごいと思います。


驚異の全員写真

杭州ではバレエを習う子供達が年々増えていて、私立学校では課外授業にバレエを取り入れているところも
あります。
中国では習い事としてのバレエ、これから市場があると思います。

4人の先生方は、発表会の振り付けから衣装、小道具の手配、当日の髪にメイクに大わらわでした。
杭州のバレエ教室で、これだけちゃんとした発表会をしているところは少ないです。
子供たちに貴重な発表の場を与えて下さった先生方に、感謝しています。