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アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

単衣の災難は続くよどこまでも

2012-10-08 | キモノ
小唄の会に着ようと思っていたキモノがお亡くなりになったので
急きょ、別の単衣をひっぱり出しました。
グレーに色んな糸が入った紬。
長襦袢は未だ出場かなわず、衿つき半襦袢と東スカートで身支度。
真綿紬の帯で、色使いも秋らしく。

久しぶりにキモノらしい着物ということで、
ウキウキ♪ウッキッキー!ビリッ!


何かに引っ掛けて、右側の袖付け部分の糸が切れてしまいました。
いやしかし時間はない。
これ以上ほどけていかないように安全ピンを止めて、
身頃をぎゅっと脇の下に寄せて安全ピンを隠し(たつもり)
「今日のワタクシは、何があっても右手を上げません。」
と、心に誓ってバス停へ走ったのでした。

右の脇の下に安全ピンを留めるって、本当に難しい。
あごのお肉も邪魔邪魔。

そんなこんなで妙な脇汗もかきましたが、
帰ってみれば全身汗だくでした。
まだ暑い暑い。
袷をほっこり着られるのは、いつになることやら。

小唄の会へ。

2012-10-08 | 小唄
日曜日は小唄の会がありました。
出演される方々は、お揃いの一つ紋の訪問着。
ええ色だと思います。


お師匠さんのお太鼓の中には、譜面やらアレコレ入っておりました。

舞台がおもしろい。
半分コで、左側で演奏してる間に右側スタンバイです。
交互に幕が開きます。


ですから、あんまり前に座ったら見えにくいのです。
まぁ、そんなこんなで文化の秋です。