アンネイ手帖

キモノや着付け、暮らしの覚え書き。

鰻の八幡巻

2011-02-02 | ご飯
時々、実家の母親に届ける八幡巻。
今日初めて好きな理由を聞きました。
子どもの頃、朝のうちにお母さん(私の祖母)が2軒隣にある魚屋さんに何本か注文しますと、
今はもう売っていないそうですが、八幡巻用の細いゴンボ(ゴボウ)を冷たい水でごしごし洗い、開いた鰻でくるくると巻き、香ばしいタレをつけながら焼いていくそうです。
焼き上がると魚屋さんが
「Mちゃーん、焼けたよぉ!」
と、まだ串に差したままの焼きたて熱々を渡してくれたそうです。
ふわふわの鰻とゴボウの歯応えが相まって、大変なご馳走で美味しくてたまらなかったらしいです。
写真は、千林商店街の鰻屋さんで買いました。
いつも阪神百貨店地下で買うのより、ゴボウがしっかりしています。
お店の方もアナゴ巻きより鰻の八幡巻が大好きだそうで、食べる分だけ切ってチンしたらゴボウもやわらかくなるからね、と教えてくださいました。
私はアナゴも好きですけどね。
昔の話を聞くのも大好きです。
もっと違う昔の話を聞く機会がよそに出来ましたので、また別の機会に。
ほな。

粉雪舞う堺筋本町にて

2011-02-02 | キモノ
寒いのでそれぞれ防寒のいでたち。
kellyさんはおニューのコート、へちま衿。


ベルさんは洋服用のマント可愛い!私は被布衿コート。


お昼はつるとんたん本町楼できつねうどんとかやくご飯。
私は歯を抜いた直後だったので、細い麺をちゅるり。


この時、白いものが舞っていました。
「ホコリ?」「いやん、どこのホコリやの?」「ちょっと多いことない?」

雪やがな・・・

kellyさんはアンティーク、優しい色合いの市松に獅子の帯。




ベルさんは格子のしゃっきり紬。




両面使える帯だそうです。チョコレート色、欲しい色です。
私は八掛と同じ色の名古屋。



kellyさん写真ありがとうございます!


「宇治茶の松露園」着付け教室
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