まず、被災された方々へ心からお見舞い申し上げます。
私も29年も生きていれば今回の被災地である宮城、福島、茨城、
そして千葉と各方面に知人がいるため気が気でない日々ですが。。
お仕事頂ける事に日々、感謝しながら頑張ります。
さて、このブログを読んでくださる皆様が気になるのは
現在行われている「計画停電」で消防用設備がどうなるのか?
という点でしょう。
電気を使って動いている「自動火災報知設備」「誘導灯」といった
これら設備はどうなってしまうのか?
この点についてお話させて頂きます。
まず、【自動火災報知設備】です。
画像は実際に計画停電が行われた現場です。
真ん中の赤い表示灯が消えているのがお分かりかと思います。
しかし、大元である受信機がバッテリーで動いているため、
感知器、発信器、ベルは働きます。
但しあくまでバッテリー、予備電源です。
おおよそ1時間程度しか見張ることが出来ません。
停電が終われば自動的に常用電源に切り替わります。
切り替えの作業などはありませんのでご安心下さい。
そして表示灯も点灯します。さらに放電した予備電源は
充電回路により再度、充電されます。
しかし、放電と充電を繰り返すのはバッテリーにとっては
良くありません。バッテリーの寿命が縮まってしまうことは
想定されます。
能美防災 http://www.nohmi.co.jp/20110315.html
ホーチキ http://www.hochiki.co.jp/news/newsdata/pdf/110314c.pdf
ニッタン http://www.nittan.com/main/down/20110314_info.pdf
その他のメーカーにつきましては下記URLより
お問い合わせ先の一覧表をご参照下さい。
http://www.kaho.or.jp/pdf/teiden.pdf
従って計画停電時に自動火災報知設備のバッテリーが切れると
火災が感知されませんので、皆さんの火災予防意識が
全てとなります。
しばしば停電時にローソクを使うケースも見受けられますが
火災などには充分にお気を付け下さい。実際に火災事故も
報告されておりますので・・・。
個人的にはローソクはお使いにならない事をお勧めします。
またローソクを使用される場合は
一酸化炭素中毒などにも配慮して換気をお願いします。
そして【誘導灯】についても同様です。
内臓されている予備電源により約20分間点灯します。
これは緑色のランプが消えていますのでバッテリーで動いています。
しかし、20分後には残念ながら消えてしまいます。
【非常照明】については30分程度です。
参考URL:http://denko.panasonic.biz/Ebox/lighting/teiden/yuudoutou.html
同じく常用電源に戻れば自動的に100Vで点灯します。
バッテリーも充電回路により充電されますが、
同じく放電と充電を繰り返すのは良くありません。。
やはり劣化することが考えられます。
どの設備も緊急時の避難を想定しているため、
今回の計画停電で「3時間」といった長丁場を見越していません。
この計画停電がいつまで続くのか次第ですが、
将来的に消防法が見直されることも考えられます。
また、「節電」という世の中の流れがありますが、
火災報知機や誘導灯を消してしまう行為はおやめ下さい
違法行為ですので、蛍光灯を外してしまったり、
表示灯の球を取り外すことだけは止めて下さい。
情報が氾濫、錯綜し、世の中が混乱しています。
落ち着いて行動して頂けますようお願い申しあげます。
●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●
宮川防災
TEL/FAX 047-338-0708
Eメール miya-bousai@infoseek.jp(※土日は返信が遅れます)
営業時間 平日 AM9:00~PM6:00
※消防用設備の点検料金のご相談・お見積もりは無料です。
私も29年も生きていれば今回の被災地である宮城、福島、茨城、
そして千葉と各方面に知人がいるため気が気でない日々ですが。。
お仕事頂ける事に日々、感謝しながら頑張ります。
さて、このブログを読んでくださる皆様が気になるのは
現在行われている「計画停電」で消防用設備がどうなるのか?
という点でしょう。
電気を使って動いている「自動火災報知設備」「誘導灯」といった
これら設備はどうなってしまうのか?
この点についてお話させて頂きます。
まず、【自動火災報知設備】です。
画像は実際に計画停電が行われた現場です。
真ん中の赤い表示灯が消えているのがお分かりかと思います。
しかし、大元である受信機がバッテリーで動いているため、
感知器、発信器、ベルは働きます。
但しあくまでバッテリー、予備電源です。
おおよそ1時間程度しか見張ることが出来ません。
停電が終われば自動的に常用電源に切り替わります。
切り替えの作業などはありませんのでご安心下さい。
そして表示灯も点灯します。さらに放電した予備電源は
充電回路により再度、充電されます。
しかし、放電と充電を繰り返すのはバッテリーにとっては
良くありません。バッテリーの寿命が縮まってしまうことは
想定されます。
能美防災 http://www.nohmi.co.jp/20110315.html
ホーチキ http://www.hochiki.co.jp/news/newsdata/pdf/110314c.pdf
ニッタン http://www.nittan.com/main/down/20110314_info.pdf
その他のメーカーにつきましては下記URLより
お問い合わせ先の一覧表をご参照下さい。
http://www.kaho.or.jp/pdf/teiden.pdf
従って計画停電時に自動火災報知設備のバッテリーが切れると
火災が感知されませんので、皆さんの火災予防意識が
全てとなります。
しばしば停電時にローソクを使うケースも見受けられますが
火災などには充分にお気を付け下さい。実際に火災事故も
報告されておりますので・・・。
個人的にはローソクはお使いにならない事をお勧めします。
またローソクを使用される場合は
一酸化炭素中毒などにも配慮して換気をお願いします。
そして【誘導灯】についても同様です。
内臓されている予備電源により約20分間点灯します。
これは緑色のランプが消えていますのでバッテリーで動いています。
しかし、20分後には残念ながら消えてしまいます。
【非常照明】については30分程度です。
参考URL:http://denko.panasonic.biz/Ebox/lighting/teiden/yuudoutou.html
同じく常用電源に戻れば自動的に100Vで点灯します。
バッテリーも充電回路により充電されますが、
同じく放電と充電を繰り返すのは良くありません。。
やはり劣化することが考えられます。
どの設備も緊急時の避難を想定しているため、
今回の計画停電で「3時間」といった長丁場を見越していません。
この計画停電がいつまで続くのか次第ですが、
将来的に消防法が見直されることも考えられます。
また、「節電」という世の中の流れがありますが、
火災報知機や誘導灯を消してしまう行為はおやめ下さい
違法行為ですので、蛍光灯を外してしまったり、
表示灯の球を取り外すことだけは止めて下さい。
情報が氾濫、錯綜し、世の中が混乱しています。
落ち着いて行動して頂けますようお願い申しあげます。
●消防設備等の点検、設置に関するお問い合わせは宮川防災(千葉県市川市)までどうぞ●
宮川防災
TEL/FAX 047-338-0708
Eメール miya-bousai@infoseek.jp(※土日は返信が遅れます)
営業時間 平日 AM9:00~PM6:00
※消防用設備の点検料金のご相談・お見積もりは無料です。