今日久々に、我が母校の「鼎が浦（かなえがうら）高校」に行ってきた。
４月２８日の記事にも書いたが、今春母校は統合によりなくなってしまった。
懐かしくなってふらっと立ち寄ってみたところ、寂しげに廃墟と化した校舎があった。
通学路には、春になると満開の桜のトンネルができ
桜の木の下で、お弁当を食べたりみんなとお喋りしたり
本当に楽しかったな我が高校時代！
遅刻ギリギリに登校する私は、この高台にある高校の下のバス停から
坂道をいつも大急ぎでヒーヒー言いながら登ってくるのだ。
坂道からこの道あたりまでくると、隣のクラスのS先生が
３階の窓を大きく開け掛け声をかけてくれる。
「もう少しだぞぉー！頑張れ～～」とね
猛ダッシュで３階の教室まで階段を駆け上り、何とかセーフになる。
お弁当は、ほとんどが２時間目の休み時間に食べてしまう。
で、お昼は学食に行ってまた何かを食べる。
学校帰りにまた何処かへ立ち寄り食べて、家の夕食は普通に食べて
今思い出しても恐ろしいくらい、よく食べ捲ったものだ。
制服が地元では結構人気があって、統合後も昔からあるセーラーの制服だけは
そのまま残された。（在校生が署名を集めて嘆願したらしい。）
私も母校の制服は大好きだったので、とても嬉しかった。
制服と共に大好きだったのが校歌♪
もう唱われることが無いのかと思うと悲しいが
新高校の校歌の作曲が、なんとNHKの「にんげんドキュメント」や、
フジテレビ「白い巨塔」のテーマソングを作った加古隆さんなのだ
今流の素敵な新しい校歌
なかなかである
今日はドンヨリ曇り空だったためか、よけいに寂しげに建つ校舎
来年には、警察署になる？という噂もあるが、
わが青春時代を謳歌した鼎が浦高校は
私の心のなかで永遠に不滅である！
