みわこの館

徒然なるままに、みわこの日記を書いてみます。

誕生日

2012-10-19 | 日記
今日10月19日は、息子の29歳の誕生日でした

天界に旅立ってから 二度目の誕生日


元気だったら どんな青年になっていたのだろう?

もしかして 結婚して 孫が生まれていたかもしれない

絶対 素敵なパパになったんだろうな。。。


昨年の今日は 涙・涙でケーキを食べたっけ・・・

やはり今年も昨年といっしょ

しんみりと ケーキをいただきました。。。


子供の誕生日って 震災前は笑顔で迎えるものだと思っていたけど

これからは、誕生日を迎える度に 悲しい日になってしまうのかもね。。。


天国の息子は 私たちの様子を どんな思いで見ているのだろう?

お母さん 僕は大丈夫だよ! だから泣かないで・・・

って 息子なら きっとそう言うと思う!


でも、でも、やっぱり今日も 泣いてしまった

生きていたら 楽しいはずの誕生日が

今年も やっぱり 涙の誕生日になってしまった。。。



夢で逢えたよ

2012-09-27 | 日記
お彼岸の終わりに日に、息子が夢に出てきてくれました。


息子は夢の中で、コブクロの「ここにしか咲かない花」を唄ってくれました。
私がこの曲が好きなので、唄ってくれたと思います。


あまり歌は上手じゃなかったけど、夢に出てきた息子はとっても上手で
自分でも「俺って上手いよね」
(いつも僕って言うのに、夢では俺って言ってた)
って自画自賛してました。


お盆やお彼岸などには、いつもはっきりした姿で夢に出てきてくれます。


今年のお盆には、スーツ姿で仕事をしている逞しい息子に逢えました。
夢の中で一瞬だったけど、とても嬉しかった。


夢の中の息子は、幸せそうだった。
天界で幸せに暮らしているんだなと思いました。


これが現実だったら、もっともっと嬉しいのにね・・・。


涙が出て止まらなかった。。。

2012-09-24 | 日記
今日、市内のとある所で 息子をよく知っている方お二人に偶然お会いしました。


会ったとたん お互い涙・涙で言葉にならなかった・・・。


「大丈夫?」って聞かれたけど、答えに困って目をじーっと見つめたまま
うん と頷き その後は また涙でいっぱい。。。


お話もあまりできずに、バイバイしちゃいました。


今日は、お天気のせいもあって、ネガティブ状態から抜け出せず
家に帰ってからも、ずーっと泣いていました。。。


息子を愛していたから、愛が大きければ大きいほど
悲しみも深く強くなるんだろうな・・・。


私があちらに逝く時まで、この気持ちはずーっと続くと思う。


27歳の若さで 旅立なければならなかった息子
代われるものなら 代わってあげたかった・・・

1年半。。。

2012-09-11 | 日記
今日で あの日から1年半が経ちました。


あの日 地震がくる1時間ほど前
息子は、黒のスーツに黄色のストライプのネクタイ姿で
私が入院していた病院に、お見舞いに来てくれました。


あの日の息子は、背中から頭にかけて眩しく光り
まるで後光が射したように、とても綺麗で美しかった。
私が今まで見た中で、一番輝いていました。


その1時間後に、想定外の地震と あの恐ろしい津波がきて
車で会社に戻る途中の息子は、津波に流され
27歳の若さで天界に旅立っていきました。。。


あんな恐ろしいことが どうして起きてしまったのか・・・
もし分かっていたら、息子を抱きしめて絶対に離さなかったのに
津波が憎い、赦せない、私の大切な大切な息子を返して欲しい!!


この気持ちは、子供を亡くした人じゃないと分からないと思いますが
こんなに悲しくて辛い試練って、他に無いと思いますね。。。


ある霊感のある方から、息子はあの世で幸せに暮らしているから心配しなくていいわよ。
と言われましたが、傍にいないし声も聞けないし、あの笑顔をまた見たいです。。。

ネガティブだったね…

2012-09-07 | 日記
3日前の日記を読み返してみたら、かなりネガティブなこと書いてたね・・・


震災前は、自他共に認める 超ポジティブ人間だったけど
辛いことや悲しいことが 一気に自分の身に襲い掛かり 限界を超えてしまうと
今までの自分じゃない自分が現れてしまうってこともある。


というか、実は元々ネガティブだったのに ポジティブのフリしてたのかな?


失ったものが あまりにも多すぎて(大きすぎて)
どうしたらいいのか目の前が真っ暗になった時期もあったけど
何とかかんとか この1年5ヶ月を生きてきたし
この先も、大丈夫!と思って前を向いて歩いていこうと思う。


うーん・・・心に波があって、今日はかなりポジティブだけど
3日前は、大分落ち込んでいたんだね・・・。


これからも、上がったり下がったり いろいろなことがあると思うけど
その都度 自分なりに対処して生きていかないと!


心配してくれた友達 もう大丈夫だからね。

心ない言葉

2012-09-04 | 日記
震災で最愛の息子を亡くし、もうすぐ1年半になります。
この間、傷つけられる言葉をたくさんかけられました。


普段なら何てことは無い言葉でも、心が病んでいる時には
グサグサと突き刺さります・・・・・。


相手は、私がそこまで傷ついていると思ってもいないみたいですが
心はずたずたになり落ち込んでしまいました。


思い出すと悲しくて涙が出て止まりませんが
あえて、ブログに吐き出してみたらスッキリするかなと思い書いてみます。


<その1>
あるご夫婦
私に息子が小さかった頃の写真をくださいました。
私は写真を見た途端、息子があまりにも可愛いし その当時のことを思い出して泣き崩れてしまいました。 

その様子を見たご主人が「私が泥の中からわざわざ取ってきた写真ですよ。まずはお礼を言うのが先決でしょ。」と。
私も「すみません、ありがとうございます。でも私のこの辛い気持ち分かりますか?」と話したら
奥様が「私だって子供を亡くしたことがあるんですよ。あなたと一緒です!」

その子供さんって、妊娠2ヶ月の時に流産されたんですね。
確かに子供を亡くした事に変わりはないですね。謝ります、ごめんなさい。
でも、27年間大事に育てた我が命より大切な息子と一緒にされ
いつまでも泣いている私を見て、いい加減泣くのは止めて欲しい!との言葉。
悲しかったです。。。。。


<その2>
スーパーでお会いした知人
息子のこともよく知っているし、久々にお会いしたので涙が出て止まらなくなりました。

その方は「泣いてばかいると、息子さん成仏できないよ。お母さんがしっかりしなくてどうするの。」
確かに、しっかりしなくていけないのは分かっているけど、涙がでるのは仕方がないと思う。

あなたも子供さんを亡くしてみたら分かりますよ。私のこの気持ち。。。。。


<その3>
子供のいない友達
私が、子供を亡くして悲しんでいる姿を見て
「みわこちゃんは、子供を育てることができて良かったじゃない。私は育てたくても出来なかった。」

ごめんね・・・私は、子供を二人も生んで育てることができました。ありがたかったです。
貴女の辛い気持ちも 本当によく分かります。
でもね、育てることができたからこそ 息子の突然の死は 悲し過ぎるんです。


<その4>
親戚のおばさん
今回の震災では、一家で何人も亡くなったところもあります。
我が家は、息子が一人亡くなりましたが
「○○さんのところは3人。××さんのところは4人。あなたは一人だけで済んでよかったね。」

冗談じゃない、亡くなった数じゃないんですよ!
我が命より大切な息子が亡くなったんです。親だったら 自分が代わってあげれば良かったって思いますよ。
亡くなった人数で良い悪いを決めつけないでください!


こうして書けば まだまだ色々と出てきますが、悲しすぎるのでこの辺で止めときます。


息子の死をいつまでも悲しむ私を見て、「もう1年半も経つのにね・・・」と言われる方もいます。


でも、この世で わが子を亡くすくらいの悲しみは他に無いと思います。何年経っても辛いのです。
相手の気持ちを考えたら、こんなきつい言葉をかけちゃいけないと思いますがね。。。。。


私も、相手を傷つけないように 言葉選びをしないといけないなと思います。

素敵なプレゼント

2012-07-15 | 日記

今日は、最近いただいた素敵なプレゼントの写真を UPいたします。


震災以来、写真を撮ることも忘れていて(というか、できなかった・・・)
この先 しばらくは撮れないんだろうな と思っていました。


でも、先日とっても素敵なプレゼントをいただき、皆様に見ていただきたくて
最近購入したカメラで写真を撮り 思い切ってUPすることにいたしました。




このモニュメントですが、田中好子さん(元キャンディーズのスーちゃん)が
昨年の東日本大震災で 沢山の方が亡くなったことを病床で知り
もし、自分が病に敗れたなら、被災された方のお役に立ちたい!
と遺言を残されて 昨年の4月に天国に旅立ったそうです。


そして、ご主人が「田中好子 いつもいっしょだよ 基金」を作り
残された家族に モニュメントをプレゼントしてくれました。


たとえ、今は会えなくても、心はいつもいっしょだよ と信じてほしい
との思いが込められています。


早速 写真を飾り 何度も何度も眺めております。
息子も、たぶん天国で喜んでくれていると思います。


ひまわりの絵と輝の文字は、スーちゃんがご自身で描いたものです。
天国に遊ぶ仲間は、生前 スーちゃんと家族ぐるみで交際があった
さくらももこさんが連れてきてくださった 可愛い天使たちです。



このお地蔵さんは、知人の手作りです。
息子が、天国で安らかに暮らしてくれるようにとの願いを込めて作ってくださいました。



こちらの稚児地蔵は、京都にお住まいの今野祥山さんの作品です。
知人を通じて、今野さんが送ってくださいました。


二つのお地蔵さん 今は、お仏壇の息子の写真の横に 一緒に置いています。
どちらも、とても穏やかな良いお顔でしょう。



みんな 素敵なプレゼントで とても有り難かったです。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆



プレゼントに囲まれて、私も少しずつ 元気を取り戻しております。

ありがとう、そして感謝

2012-06-19 | 日記
震災から、1年3ヶ月が過ぎました。


がれきもかなり片付き、街は大分綺麗になりましたが
復興は、まだまだ進んでおりません。。。


私にとって、最愛の息子が突然天国に旅立ったことは、どんな意味があったのでしょう。


神様は、背負うことのできない重荷を背負わせることはない、といいます。
人は、それを立派に背負い通すことによって、大きな成長があると思います。
後ろは振り返らず、一歩ずつ前を向いて歩いていくことが、息子が一番喜ぶことだと思い
いつかあちらで息子に褒めてもらえるように、涙を拭いて頑張ります!


毎朝、お仏壇の息子に話しかけています。
「お父さんとお母さんの息子に生まれてきてくれてありがとう!」
そして「あなたのお母さんにさせてくれてありがとう!」


「ありがとう、そして感謝」
天国の息子に贈る言葉は、これしかありません。


息子が傍にいない毎日は、寂しくて辛いことに変わりはないけど
今は、27年間の短い人生を精一杯生き抜いた息子を誇りに思います。

3、11

2012-03-09 | 日記
明後日、あの日から1年をむかえます。


ここ数日間は、フラッシュバックで苦しく辛い毎日です・・・。


実は、昨年骨折した箇所を固定していたボルトの除去手術を3/1にしまして
経過も良く、昨日9日間の入院生活を終え無事退院しました。


昨年の同じ頃、私は奇しくも同じ病院に入院していました。
そして、あの大震災で我が郷土は壊滅的な被害を受け
未だ多くの人々が、大変な状況で日々生活しております。


一周忌は、私の手術も控えていたので先月行いました。
この一年間は、夢を見ているような
現実をなかなか受け入れることが出来ない一年でした。


まだまだ涙を流す日も多々ありますが
天国の息子に安心してもらえるように
夫と一緒に前を向いて歩いております。


会社の方は、遅ればせながら工事は進んでいまして
夏くらいまでには、全て完成の予定です。


思い通りにいかないのが人生。
困難が多ければ多いほど、大きな成長がありました。
辛く悲しい思いをした分、人に優しくなれました。


今、息子が傍にいないことはとても寂しいけど
私にいろいろな事を気づかせてくれた息子に
今は、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう!


ご無沙汰しておりました(*_ _)人

2012-01-14 | 日記
あの日から、10ヶ月と3日が過ぎました。


沢山の皆様にご心配をおかけしましたこと
本当に申し訳なく思っていますm( __ __ )m


昨年の7月に、避難先の夫の実家から
県の借り上げ住宅に引っ越ししました。


仮設住宅よりは広いけど、以前の我が家の約1/5ほどの家です。
でも、住めば都で、住まいがあるだけでも良し!と思わないとね。


最愛の息子が天界に旅立ってから、この先どうやって生きていけばいいのか・・・
頭の中が真っ白になりました。


周りのみんなが私を心配して、訪ねてきてくれたり電話やメールをくれたり
本当にありがたかったです。


でも、私の心に波があって、みんなとお話をできる日もあるけど
誰とも会いたくない、話したくない日もあったりで
毎日毎日が、辛くて悲しくて苦しくてね・・・


そんな時に大空の会に出会い、私は救われました。
同じ辛さや悲しさを経験したみんなに支えていただき
どんなに心が楽になれたか、感謝の気持ちでいっぱいです。


昨年の11月からは、月例会にも参加し仲間も沢山できました。
今の私には、一番居心地の良い場所です。


そして、我が家と会社も津波で流され、生活の全てを失いましたが
困難な時ほど、不思議な力をいただけるんですね。


全国から沢山の支援や励ましをいただき
会社の方は、津波の心配のない場所に移転し、復興の向けて前に進んでおります。


自宅は、まだまだ建てられる余裕はありませんが
いつかは、マイホームを・・・と思っています。


神様は、乗り越えられない試練は与えない!!といいます。
私にとっての今生での使命か・・・と思ったりもしています。


天国の息子に心配をかけないように
一歩一歩、前を向いて歩いていかないと!