【永田満徳(みつのり)】 日本俳句協会会長代行 俳人協会幹事 俳人協会熊本県支部長 「文学の森」ZOOM俳句教室講師

「火神」主宰 「俳句大学」学長 「Haïku Column」代表 「秋麗」同人 未来図賞/文學の森大賞/中村青史賞

Facebook「華文俳句社」 〜【俳句界】2024年8月号〜

2024年07月27日 01時37分10秒 | 華文俳句
俳句大学国際俳句学部よりお知らせ!
 
Facebook「華文俳句社」
〜【俳句界】2024年8月号〜
 
◆2024年『俳句界』8月号が発行されました。
◆華文圏に俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
◆2020年1月からは月刊『俳句界』に「華文俳句」の秀句を連載しています。
◆どうぞご理解とご支援をお願いします。
 
俳句大學國際俳句學部的通知!
 
~Facebook 「華文俳句社」Kabun Haiku 2024・8〜
 
◆2024年『俳句界』8月號已出版。
◆於華文圏提倡包含俳句的基礎「一個切」和「兩項對照組合」的二行俳句。
◆請各位多多支持指教。
 
 
華文俳句【俳句界】2024,8月号
永田満徳選評・洪郁芬選訳
 
三叉口說故事
石敢當
蕎禾
〔永田満徳評論〕
「石敢當」是台灣夏天的季語。古代人相信寫有「石敢當」字樣的石碑能驅散不祥之氣。這些石碑被置放在巷口或重要通道前的房屋旁,用來保護免受災害侵害。描寫有石碑的「三叉路」成為台灣人休憩的場所,人們在那裡談笑風生,不知不覺地度過時光,這一幕生動地展現了台灣的景象。
三叉路で語る話や石敢當
蕎禾
〔永田満徳評〕
「石敢當」は台湾の夏の季語。古代の人々は「石敢當」と書かれた石碑が不吉な気を追い払ってくれると信じていた。路地の入口や重要な通路に面した家の前に置かれ、災害から守るために使用された。石碑のある「三叉路」が台湾の人々の憩いの場所であることを示し、とりとめのない話に興じて時間が過ぎるのも忘れている情景をよく描いている。
 
梅雨
陳列沙發一家人
鄧紹佳
〔永田満徳評論〕
梅雨季節的日子,連續不斷的雨讓人出門變得相當困擾。即使要外出,也多半是在購物中心或室內裝飾店裡消磨時間。這段描述了一個家庭聚在室內裝飾店的展示沙發上,試坐著感受舒適度,或者休息的場景。即使是在梅雨季節,也展示了家人可以一起享受的生活方式範例。
梅雨の日や展示ソファーに座る家族
鄧紹佳
〔永田満徳評〕
「梅雨の日」は降り続く雨の中、外出するのが億劫になる。外出するにしても、ショッピングモールやインテリアショップで時間を過ごすことが多くなる。「家族」揃って、インテリアショップの「展示ソファー」で、座り心地を試してみたり、休息をしたりしている情景。梅雨の時期であっても、家族で楽しめる過ごし方の一例を示している。
 
藝陣踩街
龍王祭
黃士洲
〔永田満徳評論〕
「龍王祭」是台灣夏季的季節活動,指的是在端午節期間在鹿港舉辦的「龍王祭典」。當天,會迎接「龍王尊神」,由本地的表演團隊和藝陣隊伍隨同著十艘龍舟進行巡遊。表演團隊會向龍山寺的龍王尊神和同天后宮的水仙尊王表示敬意,然後向競技場進發,呈現出精彩而美麗的端午節活動場景。
芸陣のするパレードや龍王祭
黃士洲
〔永田満徳評〕
「龍王祭」は台湾の夏の季語で、端午節に行われる鹿港の「龍王祭典」のこと。当日、「龍王尊神」をお迎えし、県内の芸陣チームとパフォーマンスチームが10艘のドラゴンボートとともに巡礼する。「芸陣チーム」が龍山寺の龍王尊神と同天后宮の水仙尊王を敬って、競技場に向かう華やかにして美しい端午の行事がうまく切り取られている。
 
 
 

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