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みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

ベラルーシ音楽について紹介します!

トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記 18 「栗林公園」

2008年03月24日 | トーダル
 屋島の次は、美しい庭が広がる栗林公園へ。
 捨平は「公園」と聞いて、花壇があるだけかと思っていたらしいが、実際に中に入って、びっくり。
 栗林公園については詳しくはこちら。(くりばやし、ではなく、りつりん、と読む。)

http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kankou/meisyo/ritsurin.htm


 いやあ、広くて、きれいで、繊細で、内容も盛りだくさんの庭園でした。
 池、太鼓橋、灯篭、茶室、滝まであって、外国人が見に来たら、絶対に満足するだろうなあ、と思いました。
 ベラルーシ隊男性陣は、丸や四角にきれいに剪定された木を見て、
「お伽の国に迷い込んだようだ。」
と感動。
 色とりどりの錦鯉が優雅に回遊するのを見て
ト「うわ、大きい!」
捨「今晩の夕食のおかずにどうだい?」(←罰あたりな。)
ト「食べるのもったいないぐらいきれいだな。」
と感心することしきり。

 外国人のお客さんと高松観光に来られたら、ぜひ、この栗林公園へ。お勧めです。
 トーダルは梅の木だの、茶室だの、築山だの、せっせと写真に撮っていた。
(画像参照。)手にカメラを持ったまま、ポーズ。
「この庭園はダイミョー、つまりお金持ちのサムライがつくりました。」
と説明したせいか、サムライポーズ。(^^;)カメラではなく、カタナを持ちたかったのではないか。 
(君もダイミョーぐらいの金持ちになれば、ネマンやしきをこれぐらいの規模に拡大できるであろう・・・。)
  
 滝に関しては
「ノルウエーでもっと大きい滝を見たことがあるから・・・。」
と言うので、気に召さなかったのかと思ったら
「日本の滝は女性的だね。この滝を見ていると、女の人の体形を思いこさせるね。」
と、なぜかにやにやしていた。(←変なの。普通、滝を見てこんなこと連想するか?)

 話はまたサムライに戻るけど、トーダルのサムライに対するイメージも、何か変だ。車中で、日本語を覚えたいから、キリル文字で書いて、とノートを渡された。
「アリガトとアリガトゴザイマシタの違いは何か。」
ときかれ、日本人と結婚してなまじっか日本語を中途半端に聞きかじっている捨平は横から
「ドウモアリガトはどうなのか?」
と口を挟んでくるので、説明に大変である。
 山や海を見ては、日本語できれい、というのはどう言うのか、ときかれ、ノートにキリル文字で「スゴク キレイ」とかついでに「カワイイ」とかの言葉を書いておいた。
 そしたら、その後、やたらでかいバリトン声で
「アリガトゴザイマシタアアア!」「キレイ! キレーイ!」「カワイイ!!!」
と連呼し始めた。
 どうしてそんなしゃべり方をするのかときけば
「サムライだから。」
という返事だった。
 しかし、トーダルは朝日新聞のインタビューで日本のことは
「黒澤明の映画ぐらいでしか見たことがない。」
と答えているので、このサムライイメージは「七人の侍」などの映画から得たイメージと思われる。
 七人の侍って言っても、間違っても勝四郎(木村功)のイメージではなく、菊千代(三船敏郎)か 勘兵衛(志村喬)のイメージである。(^^;)

(この場所で撮影した画像は写真共有サイト「フォト蔵」内、「トーダルが撮ったニッポン 146」などで公開しています。ここをクリック。)


http://photozou.jp/photo/top/180896


 


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