青梅市・金剛寺の青梅がことしもまた、白い花を咲かせている。そばの解説板には「季節が過ぎても黄熟せず、落実まで青く、このため「青梅(あおうめ)」と称せられ、青梅市の名称もこれによってつけられたといい、いわば青梅市の象徴である」と記載されている。
「将門誓いの梅」とも言われ、平安時代に活躍した平将門の伝説をもつ。平将門が「願いが通じるのならば大きく育て。通じないのなら枯れてしまえ」と言って梅の枝をさし、吉凶を占い、やがて枝は大きく育ち、青梅となった。喜んだ将門は仏に感謝し、梅が育った地に金剛寺を建立したという。
仕事帰りのカーラジオから、NHK「ここはふるさと旅するラジオ」の実況が聞こえてきた。金剛寺の近くの広場で中継しているという。いつも楽しみにしているラジオ番組なのでちょっとのぞいてみたら、ラジオと同調してほんとにやっていた。