小鹿野ロードレース

「このぐらいの雨なら」と15日の日曜日、埼玉県小鹿野町に出かけ、ハーフマラソンに出場した。秩父市の隣りの小さな町で、200年以上続く地芝居の「小鹿野歌舞伎」は、関係者の間では全国的に有名だ

ロードレースはことしで第45回目の大会となり、市民マラソンの草分けといわれる青梅マラソンに近い歴史をもつ。

江戸時代の宿場町の雰囲気を残す中心街をスタートし、山間の路を左右に曲がりながら、折り返し点まで少しずつ登っていく。清流にかかる橋をいくつか渡り、目に映る澄んだ水が元気をくれる。

折り返してしまえば、あとは心地いい下りがつづく。ゴール前7キロ地点の峠の上り下りは、ちょっとしたおまけみたいなものだ。

街の小さな大会の雰囲気が気に入り、2011年からほぼ毎年参加している。ことしは、痛めていたわき腹を少し気にしながらのレースだった。雨の中でも走り出してしまえば、「今年も参加できてよかった」という気持ちでいっぱいになった。

ハワイ州立美術館

ハワイの風土にふれたくて、ホノルル市のダウンタウンにある州立美術館へ。写真はお気に入りの一枚。海水着の若い女性が、力強い筆致で描かれている。展示されている作品は油絵、アクリル、写真、陶磁器、木彫など、すべてハワイの作家の作品ばかり。

入館料は無料。うっかりそのまま展示室に入ろうとして、チップ箱に気が付いた。1ドル札を入れたら、「サンキュー」の声。鑑賞を楽しんだあと、公園をあるいていて1ドルでは少なすぎたことに気が付いた。だいたいあれは、チップよりも寄付金箱だったのかなとも。

5年ぶりで3回目のホノルル。明日(10月1日)からは、市内のバスが5ドルで1日乗り放題となるワンデーパスを発売する。便利になるなと思う。