あきる野ライフ

東京都の西に位置する自然豊かなあきる野市から、四季折々の情報を発信していきます。

モン・サン・ミシェル

2014-11-17 16:02:40 | 日記


干上がった砂州に影を落とすモン・サン・ミシェルの聖堂。フランス旅行中の一コマで、「あれっ」と気がついてシャッターを押した。日本語のパンフレットには「モン・サン・ミシェルの長い歴史は708年に始まり~、このモン(岩山)は重要な巡礼地のひとつとなり~。英国との100年戦争の時も不落の強固さを見せ~、軍事建築物のひとつとしてみなされるようにもなり~」とあった。フランス人にとっては、フランスの誇りでもあるのだと思う。



聖地への砂州にかかる橋に寄りかかってスケッチした。橋の上を夕方にジョギングもしてみた。人はたくさんいても「静けさ」が辺り一面をおおっていた。

広徳寺の大イチョウ

2014-11-13 14:31:07 | 日記


秋晴れに誘われて、スケッチ帳を手に五日市の広徳寺へ。「うわー、すごい」と感嘆の声が境内に飛び交う。大イチョウの黄葉を見に来たのだろう、平日なのに見物客が途切れない。イチョウの葉は黄、朱、緑が濃く薄く、太陽の光りに踊っている。古刹、名刹が多いあきる野市内の寺社の中でも、たぶん広徳寺は市民がいちばん愛する寺だ。とりわけこの季節は写真を撮ったり、スケッチを楽しむ人でにぎわう。


奥多摩、紅葉がみごろ

2014-11-11 15:16:26 | 日記


思い立って奥多摩町・古里の集落へとハンドルを切る。細い急坂を降りていくと、町営の駐車場があった。民家の軒下を通っていくような小路なので、停められてほっとする。夏のキャンプ用なのか、管理人はいなかった。
小さな橋の上から渓谷の紅葉、黄葉を写真に撮る。多摩川上流沿いの紅葉はいまが見ごろだ。3年ほど奥多摩へクルマ通勤しているが、紅葉は年々増えているような気がする。花粉症対策でスギの伐採が進んでいるせいか、裸の山肌にも自然の紅葉が混じっている。


ルーブル美術館

2014-11-03 15:44:09 | 日記


パリ旅行中にルーブル美術館を訪れた。ギリシャ・ロードス島で発見された勝利の女神像「サモトラケのミケ」は修復されたばかりで、いまにも風に向かって飛んでいきそうだった。



写真でしか見たことのないミロのヴィーナスは、左ひざをちょっと前に出しリラックスした感じで立っていた。前からも横からも後ろからも、どこから見ても力強く若さにあふれていた。

リニューアルオープンしたばかりという、同じパリ市内のピカソ美術館も訪れた。大混雑のルーブルと違って、たくさんの作品を目の前で一点一点ゆっくりと鑑賞できた。ピカソって理屈抜きでこんなに楽しかったのかと、頬が緩みっぱなしだった。



写真は館内の作品群の中でも珍しい寺院の風景画で、たぶんモンマルトルのサクレ・クール寺院だと思う。ぱっと見てそんな感じを受けた。違うかな、でもかまわない。聖堂のラインが心地よく、音楽が聞こえてきそうだった。