あきる野ライフ

東京都の西に位置する自然豊かなあきる野市から、四季折々の情報を発信していきます。

椿の赤い花

2013-03-31 19:30:29 | 日記


ベンチに落ちている赤い大きな椿の花が目に留まった。真照寺(あきる野市引田)の赤門を通り薬師堂に向かうと、椿の木が花を咲かせていた。

椿の花が1つ川に落ち、流れていく映画の冒頭シーンを思い出した。タイトルは忘れたが、なぜかあのシーンだけをはっきりと記憶している。



昨日に続く冷え込みで、参道の桜はまだ満開だ。でも1枚、2枚とピンクの花びらが地面を彩るようになった。

ふっさ桜まつり

2013-03-30 18:00:00 | 日記


福生市の多摩川左岸沿いで「ふっさ桜まつり」が開かれている。桜がおおいかぶさるように土手の上の遊歩道に枝を伸ばしている。ちょっと背が高ければ、頭にぶつかりそうだ。小さな子どもが背伸びして花びらを摘んでいる。



冷たい小雨交じりの土曜日、ダウンを着ての花見客も多い。犬を連れて散歩する人、ジョガー、二人づれ、サイクリストとそれぞれの冬支度で満開の桜を楽しんでいる。


壁に咲く花

2013-03-29 17:46:43 | 日記


仕事帰りのクルマから道端や道路の壁に咲く花が目に入るとほっとし、疲れがスッと抜けていく。JR鳩ノ巣駅近くの道路壁には、の菜の花がいま玉石の間から黄色い花を咲かせている。

「生命力が強いなあ」と感じる。ただ、玉石積みの壁だからこそ雑草が生えてくる。これがセメントの塊ではなにも生えてこない、見たくもないのっぺりの壁だけだ。



玉石積みの土台や壁は、西多摩地域の大きな特徴の一つだ。多摩川上流や秋川の玉石を利用し、こつこつと土台をつくり家を建ててきた。「よく積んだものだ」と感心させられる垣根も数多い。そんな玉石積みは人にも、菜の花にも優しい。

新緑が浮かぶ

2013-03-28 16:51:56 | 日記


ふわふわと青空にケヤキの新緑が浮かぶ。青い芽が出始めたころ、少し風でも吹けばすぐに飛んで行ってしまいそう。



「ソメイヨシノの色が昔に比べ白っぽくなったように感じる」とラジオから声が流れる。「トシのせいかも」という返事も。ソメイヨシノの白と対比させると、新緑の緑はもっと映える。昔も今も萌える緑に変わりはない。



河原に腰掛けて日向ぼっこ。川風が頬をなでる。川に沿った細長い青梅市でも、くつろげる河原はそれほど多くはない。テニスコートでは中学生の部活の練習。ゲートボールを楽しむ老人も。市民球技場(青梅市河辺)で。

玉泉寺(あきる野市)

2013-03-27 17:20:56 | 日記


大雨が降ると、境内の一角に水が湧く。玉泉寺と名づけられたゆえんだ。湧水は「命」であり「神」を感じる場であり、そこには祠、寺、神社がつくられた。あきる野市の玉泉寺には、狭い境内にソメイヨシノ、アカマツ、モミ、モミジなどの名木がある。ソメイヨシノはいま満開で本堂を案内しているようだ。



大きな木樽の中に平和観音が祀られている。醤油の仕込み用の樽で、近くの醸造会社が廃業したときに譲り受けた。たぶん寺を支えた檀家だったのだろう。



松の緑に桜の葉が浮かぶ。松竹梅とはいうけれど、松と桜も相性がよさそうだ。