友人から面白いビデオが回ってきたので紹介します。
米国で昨年起こった金融危機を非常に分かりやすく説明しているもの。
サブプライムローンって何なのか、レバレッジって何なのか、CDS(Credit Default Swap)ってどういう金融商品なのか。
などなどが感覚的に分かる感じ。
面白いっ!
The Crisis of Credit Visualized from Jonathan Jarvis on Vimeo.
それと、Mortgage Brokerとか、ちゃんと省略しないで書いてるのがえらい。
日本にはこういう人はいなくて、銀行が直接住宅ローンを売ってるから、バリューチェーンが分断されて、誰も全体を見てる人がいなくなった感覚が分からないからね。
プレゼンの仕方、説明のしかたも上手いので、参考になる。
こういう言い方すると、分かりやすいんだ、ひとつ話が終わったら一言でまとめたり、Signposting wordをはさむと分かりやすいのね、とか、分かる。
個人的には、「Iess responsible borrower」の絵が、親がタバコを吸ってて、子供が大泣きしてる絵なのが、へええ、と思った。
喫煙はともかく、子供が泣いて他人に迷惑かけているのを放っておく親がIrresponsibleだという感覚は、こっちの人も一緒なのね。
もちろん、英語だけど、英語のスピードもそんなに速くない。
発音が、TOEFLのリスニングを思い起こさせる。リスニング教材としても良いかも。
まあ、金融を分かってる向きからは、多少正確さに欠けるとか指摘はあると思うが、それでもこれだけ平易に伝えられるってすごい。
是非是非見てください!