暇つぶし

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ノーベル賞学者、「人民元の切り上げは世界にとってマイナス」 について

2009-11-30 12:55:14 | 経済
 中国国際放送局によると、米国の経済誌「フォーブス」のサイトに掲載された記事では、「人民元の切り上げ要求は誤りであり、これは中国経済の発展を妨げるだけでなく、米国消費者の利益ひいては世界経済の回復に影響を及ぼす」とのノーベル経済賞受賞者のポール・クルーグマン氏の見解を掲載した。

  記事では、「人民元の切り上げは中国製品の価格高騰を招き、米国消費者の購買力を低下させる可能性があり、米国の経済回復にとってはマイナス的要素となる。一方、中国の経済成長が減速すれば、米国の輸出も影響を受ける。米国が経済に対し構造的改革を行わない限り、人民元が切り上げられても、貿易赤字が縮小することはない」と主張している

 この考えは間違いだと思う、まず米国消費者の購買力を低下させるといっているがすでにアメリカの購買力は低下しているのと米国の輸出も影響を受けるといっているが現在アメリカは貿易ではなく金融で食っているので貿易赤字が縮小しようが拡大しようがほとんど関係がなくアメリカにとって金融の流動化こそ最大の利益をえる仕組みをつくっていることとともに、元の切り上げはアメリカ国債の等の実質的な棒引きにあたりアメリカにとってはメリットが相当高いし、強くなった元は、国内ではなく国外への投資へとシフトする可能性が高くなるだろう

 本当は中国の通貨元の為替変動制移行こそが、アメリカおよび欧州の金融家が現在待ち望んでいることである
 (例 日本のバブル期の円高と同じことである、最終的にはどこが儲かったのかを考えれば・・・)


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