異変が起こったK石けん

教室中の出来事

お持ち帰りいただくためのK石けんをできるだけ早く鹸化しようと、保温から出して火にかけていましたところ、塊からサラサラの液体に変化・・・・いままでこんなことはなかったのです。よく見ると泡の下は透明に・・・・透明石けんの途中過程とほぼ同じ様子、このまま加熱しても固まる様子はなかったため、とりあえず作り置きの物をお持ち帰りいただきました。

再度火にかけるときブレンダーをかけたため泡が上のほうはいっぱいですが、下は透明の飴色です。ひょっとして水石けん風にならないか？と型入れし常温で一晩おいてみました。

翌日、固まっていたのですが。水石けんのようにクリアーにはならず。

3cm（約80g）にカット、端っこを前に作ったものと同じ条件で溶かしてみました。

石けん6gにお湯２０ｇです（左が今回のK石けん）透明度は保温したものの方がきれいです。

溶けた状態で、PH測定・・・・案の定　今回の物はアルカリ度高いでした。下が今回の物、PH10くらいに対し上はPH8くらいでしょうか？保温も足りないし、日もたっていないのでそんなものでしょう！でもここまで温めてサラサラの状態でお持ち帰りいただいて、一晩ゆっくり保温していただくことでより良いK石けんになることでしょう。

本当のところクリーミーになればいいなと思っていたのですがそれはかなわず残念（笑）

時間をかけてホイップソープしながら固めるとよかったかもしれません。この課題は次に。