みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

日本ラブストーリー大賞1作目投稿

2005-07-28 | 新人賞
 日本ラブストーリー大賞は、自分が枚数に関する問い合わせをしてからすぐに募集要項を訂正していた。問い合わせをしたのは自分だけではないと思うが、おかしな点をすぐに訂正するあたり、やはり好印象だ。
 そして自分のストックの中から、1作をすでに投稿してきた。これは日本や日本人が出てこないものなので、実写の邦画にはなりにくいと思うが、FAQによれば日本や日本人にこだわらなくてもよいようなのでとりあえずだしてみた。締め切りまでにもう1作、北海道を舞台にした邦画にもなりやすそうなものを送ろうと考えている。
 映画のことまで考えるのは完全に狸の皮の話になってしまうのだが、ここは一次に通過しさえすれば連絡が来て(テキストデータ提出のため)、ホームページ上で選考委員の評が見られるらしい。どれぐらいの数が一次選考を通過するのかはわからないが、せめて一本だけでも一次は通過してもらいたい。
 問い合わせの対応みたいに応募者を大事にして、選考も作品重視で公正に行ってもらいたい。S館文庫賞のようなプロフィール選考も、K書店N賞第1期のようなコネによる出来レース選考も、絶対にやってほしくない。プロフやコネ受賞でうまくブームがつくれたとしても、作品の質で選んでいかなければ結局一過性で終わり、長い目で見た業界の利益にはならないと思う。
 日本ラブストーリー大賞には、いまの好印象をぜひとも裏切らないでほしい。プロフやコネではなく、本当に質の高いものが受賞作として選ばれたのなら、自分が落選しても納得がいくし、その本だって買いたいと思う。