みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

新たな気持ちでの新作執筆

2005-07-21 | 小説執筆
 コバルト・ノベル大賞用の中編を仕上げてから、まもなく一か月。その間、一週間家をあけたり、MF文庫Jの不戦敗があったりして、何も書いてはこなかった。また、3月締め切りの純文学系新人賞の電話連絡の時期も、自分の電話が鳴ることなくすぎてしまったようだ。
 かなりモチベーションは下がっている。やることなすこと虚しさを感じてしまう。この不安感のような落ち着かない気持ちは、やはり書くことによってしか癒されないのだろう。
 特に賞は意識しない。自分に義務も課さない。楽しんで書く。読者のことももちろん考慮しつつ、究極的には自分のために書く。
 そんな気持ちで新作を書き始めた。プロットは前々から考えていた、男子向けライトノベル系統の話だが、ノベル大賞に送ったものと同様、細部までは組んでいない。勢いや登場人物に任せて、話を進めていこうと思う。一応250枚から300枚ぐらいの長編を考えている。間に合えば、10月25日締め切りのスーパーダッシュに2作目として出したいが、むりはしないつもりだ。きついノルマを自分に課すということもプロを目指す上では必要かもしれないが、今回は第一の目的が違う。アマチュアだからこそできる、書きたいことを書きたいときに楽しんで書くという、まったりとした執筆をしていきたいと思う。