みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

YA新作推敲終了と、ほかの投稿予定など

2008-03-06 | 小説執筆
 YAエンターテイメントの新作だが、推敲を終え、あらすじも書いて、やっと完成した。224枚になった。あとは印刷して投稿するだけだ。最初は講談社児童文学新人賞にリベンジしてみる。ジャンルやカラー的にはここが一番あっているだろうし、なんといってもいままで一番上まで行った賞だ。最終に残らないと、どの時点で落ちたのかがわからないのがネックだが、もともとここにあわせて書いていたので挑戦してみる。短めの作品のわりには、仕上がりまで2か月半ぐらいかかってしまった。やっぱりYAは、ライトノベルよりは余計に時間がかかるように思う。
 前作のライトノベルは、MF文庫Jの一次結果が今月25日に出てくる。カラー的に厳しいだろうから、次の投稿先も考えておかないといけない。えんためがあっていそうという意見ももらっているが、電撃もやはり魅力がある。MFで一次に通っていた場合、自動的にえんためしかだせなくなるが(電撃の締め切りは、MFの最終結果発表前のため)、落ちていた場合どうするか? 自分はライトノベルに受け手側(読者)として入ったのは、一般小説からでもコミックからでもなく、アニメからだ。日本にいた90年代は、大半のアニメをOVAも含めて見ていた。自作が本になるというより、自作がアニメになるというのに憧れて、ライトノベルを書き始めたといっても過言ではないかもしれない。それを考えると、電撃はやっぱり魅力的に映る。えんためでもアニメはあるが、数が違う。いまは隣国でVCDやDVDを買うか、ネット配信を見るかしかないが、いまバンダイチャンネルで見ている「シゴフミ」も「狼と香辛料」も、ともに電撃文庫だ。あくまで夢を追うなら、電撃だろうなと思う。
 パピレスのほうは、みなさんに多くの投票をしてもらっていたものの、急にできた12週ルールによって1000票に届かず削除されてしまった。ほかの人の電子化決定作が今日から販売されることもあって、やっぱりここもリベンジしておきたいかなと思う。ただ、前の日記に書いたように、ここはよほどの作品でもない限り、大長編でないと厳しい。SD二次通過、企画倒れのカノンで「大筋で刊行化」と判断されていた680枚の長編をぶつけるしかないように思う。ただその前にもう一度だけ、紙の書籍になる新人賞に挑戦させたいと思う。だせるところはもう、枚数無制限のスクエニしか残っていない。ここにだして駄目なら、パピレスで読者の判断を仰ぐという感じだ。
 さてYA新作が終わったことで、現在取りかかっている新作はなくなったわけだが、今月末から来月いっぱいぐらいは、取りこんでいて落ち着いて新たな作品を書ける状況にない。書くとしても、5月に入ってからになりそうだ。それまでの間、自分は何を書きたいのか、何を書けるのかを考えて、考えがまとまったら、大まかなプロットづくりに進むぐらいのことになりそうだ。