みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

重要なお知らせ

2008-08-14 | ネット
 前の記事に書いたように、このブログをアルファポリスのWebコンテンツに登録しました。ただし、このgoo版ではなく、アメブロ版のほうを登録しています。
 そのポイントのためにも、今後はアメブロ版のほうにこのブログを一本化したいと思います。ここでの記事の更新は、今後ありません。
 いままでgooのほうで読んでくださっていた方にはお手数をおかけしますが、アメブロ版のほうにブックマーク(お気に入り)を変更してくださるようお願いします。
 アメブロのほうで、今後とも「みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記」をよろしくお願いします。

みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記 アメブロ版へ

なんとなく思っていたこと

2008-08-14 | ネット
 小説ではそれなりの結果しか残せていないわけだが(デビュー・受賞という観点からいえば、結果はゼロ)、実際、サイトに晒している小説に対する反応もいまひとつだ。もちろんサイトにおいてあるのはいまのベストではなく、賞応募を諦めた作品群だが、それでも自分の作風やポリシーは出ていると思う。だが反応は薄い。あまり読んでもらえていないのだろう。
 それに対してこのブログは、月に1、2回しか更新していないにもかかわらず、ランキングも落ちず、よくコメントもつけてもらえ、某所に晒されたりもしている。かなりの反応を感じる。自分のような作家志望者だけではなく、現役の作家さんや編集者さんにも読んでもらえているようだ。
 もしかして自分の書くフィクションは、つまらないのか? ノンフィクのブログのほうがおもしろいのか?
 小説書きとしてはさみしいことなのかもしれないが、それならそれを認めて、そっちから攻めてみてもいいかもしれない。微かでも可能性があるのなら、搦め手からも攻めておいて損はないように思う。
 ということで、出版化の可能性もあるアルファポリスのWebコンテンツに登録してみた。出版申請のできる1500ポイント(24時間で)などまず無理だろうが、どれぐらいの反応があるのか楽しみではある。12月にはアルファポリスでエッセイ・ブログ大賞もあるので、それにも参加してみようと思う。
 小説以上の結果が本当に出てしまうと、それはそれで微妙なのだが、小説での挑戦も続けつつ、推移を見ていきたい。

・現在のポイント、Blog分野でのランキングはこちら↓
http://www.alphapolis.co.jp/citi_cont_various.php?category_id=120500

今年前半戦終了

2008-08-08 | 新人賞
 電撃は、やはり二次は通らなかった。またいつもの壁に弾かれたわけだが、今回は選評がもらえるので、何が壁となっているのか見極めたい。長く書いてきているだけに、がんばればなんとかなるようなものではなく、どうしようもない天性のもののような気もするが、それならそれで受け入れるしかない。
 講談社児童のほうも結局連絡はなく、落選したようだ。これで今年前半の結果が出揃ったことになる。一次通過が3本のみ。一次で全滅よりはいいんだろうが、微妙なところだ。せっかく下読み委員に通してもらっても、編集部には売り物にならないと判断されているわけだ。
 もう、書くものに迷いが出てきている。今年後半は、受賞デビューではなく、まず評価をきくことを目的にしようと思う。シートがもらえるところ、ある程度選考を通ればウェブで選評が読めるところなどを中心に送ってみる。編集部によってかなり差はあるだろうから、いろいろなところへ散らして。そうすれば自分とレーベルの相性も見えてくるだろう。いろいろ試行錯誤していくしかない。

電撃、2年続けて一次は通過

2008-07-08 | 新人賞
 某巨大掲示板に電撃一次の通過者が出ていた。ちなみに自分は、某板は見ることはできても書きこめない。タイでもプロバイダーによっては書きこめるようだが、うちのCSロキシインフォは弾かれる。
 さて結果だが、タイトルの通りなんとか通過していた。どこにも晒したことのない題名がしっかり副題まで書かれていたので、釣りというのはありえない。3541作品中の285作品に入った。やっぱり自分は、競争率が高くてもカテの間口が広いところのほうが通りやすいようだ。MFなんて、一度も一次を通ったことがない。
 結局春締め切りの賞は、一次は全部通ってくれたようだ(途中経過を発表しないところは除く)。一応小説にはなっているということだろう。出版の可能性がある段階まで残らなければ意味はないのだが、電撃に関してのみは、一次通過で編集者2名による選評がもらえるので、今回の通過は大きい。通過してくれて本当によかったと思う。なんといってもライトノベル最前線のレーベルの、バリバリの現役編集者の意見だ。今後の執筆に、大いに参考になると思う。
 新作のほうはなかなか時間が取れなくてあまり進んでいないが、今回の通過でかなりやる気は出てきた。腐らずに、少しずつでも書き続けていこうと思う。
 ちなみにペンネームだが、今年からライトノベルに関しては軽い感じの「みらいや」を使っている。児童系や一般はいままで通り。

3か月ぶりの、新作執筆開始

2008-07-02 | 小説執筆
 ジャンプも結局二次で落ち、来週には電撃の一次発表も迫っているということで、落ちたときのために新作を書き始めた。新作を書いているのといないのとでは、落選を受け止める気持ちの余裕が違う。
 3月末以降いろいろ忙しく、新作を書けていなかった。約3か月のブランクで、書き始めのいまはあまりスムーズに言葉が出てこない。それでもやはり、書いていると楽しいし充実感がある。賞のためというより自分のために、のんびり書いていこうと思う。
 ジャンル的には、自分が一番書きたいところ、ライトノベルとYAの中間ぐらいになると思う。投稿を考えればはっきりしたほうがいいんだろうが、いまの厳しい執筆状況では、「自分のため」以外の理由では最後まで書き続けられない気がする。前の作品が次々落選している中で、賞のためにという理由ではあまりに虚しい。落選したらすべてが無になってしまう。自分が楽しむために、自分の好きなような書く。出版の当てのないアマチュアのうちは、それでいいんじゃないかと思う。
 時間もろくに取れず、疲労で気力もなかなか湧いてこない中なので、かなりの期間がかかってしまうと思う。300枚弱ぐらいで、年末あたりまでにできれば上出来か。書いているうちに吉報が来ればいいのだが……。

児童ファン、二次は落選

2008-05-19 | 新人賞
 一次を通過していた児童文学ファンタジー大賞は、6作に絞られた二次では落ちていた。現在も新作をだし続けているプロや、過去のこの賞の受賞者に負けたともいえるが、それよりも、10倍の次の壁にやはり弾かれたという感じが強い。自分のいままでの投稿成績は、10倍前後の選考まではそこそこ通っている。だがその次の段階となると、講談社児童以外通った試しがない。そこが自分の壁なんだと思う。それがまた立証されてしまった。
 10作のうちで1番という、そこそこうまい話はかけても、プロとして必要な、それ以上の飛び抜けたものがない。そこは才能の問題になってくるのかもしれない。甘くはないということだ。
 ジャンプは一次が5.5倍なので、二次までは期待できるかもしれない。電撃も、一次までなら通る可能性はある。でもその先は期待できない。
 10倍の次の壁の存在が、より確固たるものとなってしまうのか、それともどれかその壁を突き抜けてくれるのか、残りの作品の選考結果を見守るしかない。

続けてジャンプも一次通過

2008-05-02 | 新人賞
 春締め切り新人賞の集英社のjNGPが、思いのほか早く一次を発表していて、児童文学ファンタジー大賞に続いて通過していた。去年後半から続いた一次落ちが嘘のように、ここに来て通過が続いた。まだライトノベルでも芽があるのだろうか? 192本中35本通過ということで、通過率は電撃よりは緩く、SDやえんためよりは厳しいといったところか。
 ライトノベルは書いていて楽しいので、認めてくれるのなら認めてほしい。ここは金、銀、銅と3種類の賞を明記しているので、各々1つとすれば受賞までは10倍強。まだまだ厳しいものの、現実味のない数字でもない。
 ある意味進退を賭けたこの春の賞で続けて一次を通ったことは、これから書き続けていく上ではいいモチベーションになる。でも考え方によっては、最悪の泥沼かもしれない。そこそこいいところまで行くので諦めがつかないのに、受賞まではどうしても届かない。
 この2賞の一次通過で、もう少し書き続けてみようという気にはなっている。自分は底なし沼にはまっているのか、それとも沼を抜け出せる日は近いのか、はたして?

久々の一次通過

2008-04-25 | 新人賞
 春締め切り新人賞の第一弾、児童文学ファンタジー大賞の一次が早くも発表になっていて、本当に久々に一次通過していた。去年の電撃一次通過以来だ。この春締め切りの賞には、今後のことも賭けていたふしがあるので、とりあえずすべて一次落ちという最悪の結果が回避されてひと安心した。やっぱり自分は児童系のほうが評価されるのかもしれない。
 191作品中の15作が一次通過だが、先はまだ長い。あと2回選考を通らなければ最終には行かないし、最終に残っても1作しか受賞しないことが多い。まだ15倍の競争率がある。一次ぐらいでは全然よろこんでいられないのだが、去年から一次落ちが続いていた自分にとっては、いい知らせになった。自信ややる気を少し取り戻すことができた。
 春締め切りの次の発表は、やはりここだ。二次が五月末に発表になる。あとの賞に続けるためにも、なんとか通ってもらいたいものだが……。

春の締め切り、投稿準備完了

2008-03-27 | 新人賞
 桑田が引退を決意した。「死ぬ気でがんばって、駄目だといわれたこと」が決意につながったようだと夫人はいっていたそうで、自分にも当てはめて考えてしまう。自分は桑田よりは年下だし、野球と違って、小説には年齢による限界はないのかもしれないが、挑戦し続けた年月は遥かに長い。桑田は巨人から戦力外通告されるまでは表舞台に立っていたわけで、挑戦はその後の1年半ほど。小説に体力の衰えは関係なくても、長い挑戦期間は気力の衰えや無力感を生む。巨人にいたころは好きではなかったが、その後の挑戦の間は結構桑田を応援していた。野球だけではなく、F1でもゴルフでも、小説の世界でさえ、若い人が持てはやされる風潮にあって、桑田の挑戦を自分のことのように見ていた感がある。でも、結果は駄目だった。
 自分はまだ「駄目だ」とはいわれていない。去年後半から書き上げた3作、桑田ほどではなくても、死ぬ気で、なかば最後のつもりでがんばったつもりだ。いままでにないスピードでも仕上がった。一度審判を通って落ちているものもあるが、最初からカラー違いと思えるところだった。MFもやはり一次も通ってなく、評価シートが来るまで落選理由はわからないが、いまはカラーの問題だと思っておきたい。そしてこの春締め切りの賞こそ、いいわけの効かない真剣勝負となる。その最後、電撃用を印刷して、投稿準備を済ませた。あとは投函して結果を待つだけだ。
 死ぬ気でがんばることや、挑戦すること自体にも、大きな意味はあると思う。でもやはり、やったことは報われるほうがいい。果たしてどういう結末になるのか、これから夏までが正念場だ。最低限どこかで、二次通過はほしい。希望のかけらすら見えないような結果なら、自分も決意して楽になろう。

YA新作推敲終了と、ほかの投稿予定など

2008-03-06 | 小説執筆
 YAエンターテイメントの新作だが、推敲を終え、あらすじも書いて、やっと完成した。224枚になった。あとは印刷して投稿するだけだ。最初は講談社児童文学新人賞にリベンジしてみる。ジャンルやカラー的にはここが一番あっているだろうし、なんといってもいままで一番上まで行った賞だ。最終に残らないと、どの時点で落ちたのかがわからないのがネックだが、もともとここにあわせて書いていたので挑戦してみる。短めの作品のわりには、仕上がりまで2か月半ぐらいかかってしまった。やっぱりYAは、ライトノベルよりは余計に時間がかかるように思う。
 前作のライトノベルは、MF文庫Jの一次結果が今月25日に出てくる。カラー的に厳しいだろうから、次の投稿先も考えておかないといけない。えんためがあっていそうという意見ももらっているが、電撃もやはり魅力がある。MFで一次に通っていた場合、自動的にえんためしかだせなくなるが(電撃の締め切りは、MFの最終結果発表前のため)、落ちていた場合どうするか? 自分はライトノベルに受け手側(読者)として入ったのは、一般小説からでもコミックからでもなく、アニメからだ。日本にいた90年代は、大半のアニメをOVAも含めて見ていた。自作が本になるというより、自作がアニメになるというのに憧れて、ライトノベルを書き始めたといっても過言ではないかもしれない。それを考えると、電撃はやっぱり魅力的に映る。えんためでもアニメはあるが、数が違う。いまは隣国でVCDやDVDを買うか、ネット配信を見るかしかないが、いまバンダイチャンネルで見ている「シゴフミ」も「狼と香辛料」も、ともに電撃文庫だ。あくまで夢を追うなら、電撃だろうなと思う。
 パピレスのほうは、みなさんに多くの投票をしてもらっていたものの、急にできた12週ルールによって1000票に届かず削除されてしまった。ほかの人の電子化決定作が今日から販売されることもあって、やっぱりここもリベンジしておきたいかなと思う。ただ、前の日記に書いたように、ここはよほどの作品でもない限り、大長編でないと厳しい。SD二次通過、企画倒れのカノンで「大筋で刊行化」と判断されていた680枚の長編をぶつけるしかないように思う。ただその前にもう一度だけ、紙の書籍になる新人賞に挑戦させたいと思う。だせるところはもう、枚数無制限のスクエニしか残っていない。ここにだして駄目なら、パピレスで読者の判断を仰ぐという感じだ。
 さてYA新作が終わったことで、現在取りかかっている新作はなくなったわけだが、今月末から来月いっぱいぐらいは、取りこんでいて落ち着いて新たな作品を書ける状況にない。書くとしても、5月に入ってからになりそうだ。それまでの間、自分は何を書きたいのか、何を書けるのかを考えて、考えがまとまったら、大まかなプロットづくりに進むぐらいのことになりそうだ。

YA新作、第一稿完成

2008-02-06 | 小説執筆
 YAエンターテイメントを目指して書いていた新作が、とりあえず完成した。220枚の原稿で、約一か月半かかった。後半は時間がなかなか取れないこともあってペースダウンしたが、わりと早く、なんとか最後まで書き切ることができた。あとは頭から紙推敲をして、投稿ということになる。悪い癖で話が膨らんで、200枚以内におさえることができなかったので、迷うことなく講談社児童へだすということになる。いい訳の効かないYAの新作で、再チャレンジだ。一応悔いのないできにはある。これで駄目なら、自分の力はそこまでだったということ。受け入れなくてはいけない。
 今回のYAは、前作のライトノベルよりも書いていてつらかった。それだけ深いことを書いているのだと思うが、労働で疲れ果てている身にはきつい。認められるのなら苦労してでもYAを書くが、単に趣味として、気晴らしで書くのならコメディ調のライトノベルのほうがいいように思う。前作と今回の投稿結果を見て、今後の方針も考えたい。でもまずは推敲だ。推敲が終わらなければ、本当の意味での完成とはいえない。
 前々作の新作を応募したSDの評価シートは、結局来なかった。また郵便事故か何かだろう。一次落ちの簡易シートなので、問い合わせはしないことにした。落選理由がわからなかったのは残念だが、何人かの人に読んでもらっているので、大体見当はつく。評価シートのことは、すっぱりあきらめよう。
 パピレスのほうは、急に掲載規定が変更されてしまい、連載終了後12週で削除ということになってしまった。ここのところ安定して毎週30票以上入れてもらっていたのに、1000票に行く前に削除ということになってしまいそうだ。下位のほうとか、票数の少ないものとかから切っていくのがランキングだと思うのだが、ここは一律のようだ。これなら連載期間の長くなる、超長編でないときついだろう。ゴールした先もジクザクと違って紙の本ではないので、こういうやり方ならあまり積極的に参加しようとは思わない。ここはとりあえず様子見が正解だろう。

YAエンターテイメント新作、いまのところ執筆順調

2007-12-30 | 小説執筆

 MF文庫Jに新作ライトノベルを送ったあと、間を置かずに次の小説を書き始めた。書く習慣がせっかくできてきたのだから、それを切りたくないという思いもあった。
 ライトノベルは、送った作品で自分の中のけじめはついた。悔いはないというできだ。あれが認められれば、続きをどんどん書けばいいし、認められなければ、この先いくら書いたところで結果は同じだろう。
 ということで、今度の新作は最初からYAエンターテイメントを目指してみる。こっちでも、悔いはないというできに仕上げて、けじめをつけたい。
 その新作は、書き始めてから約10日で77枚まで来た。150枚を少し超えるぐらいを目標にしているので、約半分書けたことになる。ここまでの執筆は、読んでもらっている人たちのおかげもあってかなり順調。なんとかこのまま最後まで走り抜けたい。
 9月ぐらいから執筆速度が飛躍的にあがったのは、やっぱりミクシィでの交流が大きい。馴れ合いの面もあるかもしれないが、モチベーション維持には欠かせないものになっている。意識だけではなく、技術的な面でも得るものは多い。編集者のついていないアマチュアには、そういう場があるのとないのとでは、結果は大きく違ってくるように思う。


新作推敲終了と、次作の構想

2007-12-18 | 小説執筆

 新作の推敲が終了した。後半のクライマックス付近は、書いた自分でも惹きこまれてどんどん読んでいくことができた。結構いいできになったと思う。それだけに、この作品でどこにも引っかからないとなると、今後は苦しいだろう。
 締め切りの関係と、評価シートの魅力で、最初はMF文庫Jに送ってみる。作品のカラー的に厳しいだろうが、かといって一次落ちするようなできとも思えない。これで一次にもかからないようだと、根本的に自分の書くものは、ライトノベルでは通用しないのだろう。ライトノベルからの撤退も考えなくてはいけない。どういう結果が出てくるか、まずは3月の一次通過メールを待つことになる。
 とりあえず新作にけりをつけたところで、次の作品に向かおう。せっかく速いペースで書けるようになったのだから、その感覚は捨てたくない。次作は、続編ではなく、やはり完全な新作で行くことにした。どうせ書くのなら、賞応募の弾になってくれるもののほうがいい。ライトノベルとの両にらみではなく、最初から児童系を目指して書いてみたくなった。児童系だと200枚以内におさえないと応募先は限られてしまうが、ライトノベルだと逆に、250枚はないと応募できるところが少ない。最初からライトノベルを切るのであれば、170枚ぐらいを目安に書くのがベストだと思う。このぐらいの枚数は自分はいままで書いたことがなく、感覚がよくわからないが、試行錯誤でやってみようと思う。


スーパーダッシュ、今年は一次落選

2007-12-15 | 新人賞

 応募していた集英社スーパーダッシュ小説新人賞の一次結果が発表になり、自分は落ちていた。過去5回だして、2回目の一次落ち。去年二次通過したものに比べると、自分でもライトノベルにはなっていないと思う。今年はあまり期待していなかったものの、二次以降に進むともらえる詳細な評価シートがもらえなかったのが残念だ。一次落ち用のシートでも落選理由はわかるだろうから、もらってから再応募先とかを考えたい。とはいえ、自分でも、読んでもらった人の意見でも、児童文学なんだと思う。和風ファンタジーなので、児童文学ファンタジー大賞あたりがあっているように思う。まあ、そこで一次落ちでもしようものなら、作品のできに問題があるといわざるを得ないが……。
 現在推敲中の新作は、男女どちら向けかはわからないが、間違いなくライトノベルだ。自分では前作よりもおもしろいと思う。それだけにこれが一次で落ちたりすると、今回以上のダメージを受けるだろう。ある意味怖いが、がんばって推敲を終わらせて、審査を受けたいと思う。


新作コメディ、完成

2007-11-30 | 小説執筆

 前作の反動で、一人称、ですます調、女主人公、コメディタッチで書き始めていた新作だが、約40日で295枚の原稿が完成した。労働しつつの執筆にしては、かなり早く書きあがったと思う。小説に専念できる環境なら、半月ちょっとで行けただろう。このスピードは自信になった。
 早くできた原因は、何よりも書いていて楽しかったこと。やっぱりコメディは、自分にはあっているようだ。ただし笑いのつぼというのは難しいもので、自分がおもしろくても、他人には寒いという場合が多々ある。センスが問われてしまう。自分のために書いているのなら他人の評価など関係ないのだが、賞に応募するとなると、このあたりが重要になってくる。はたして自分のコメディセンスが通用するのかどうか?
 その評価をきくために、何年かぶりで、MF文庫Jにまただしてみようと考えている。いまのレーベルカラーから行けば、結果は厳しいだろう。エロは皆無で萌えもあまりない。そういった作品でも、できがよければ受け入れてくれるのならいいし、駄目でも評価シートはもらえる。どのぐらいレーベルの懐はひろいのか? 自分のコメディセンスは大丈夫なのか? 試す意味合いの強い投稿になりそうだが、踏み台のつもりはもちろんない。受け入れてくれるのなら、MF文庫Jは十分魅力あるレーベルだ。12月末の締め切りに向けて、早速推敲に入ろうと思う。
 推敲しつつ、次作の構想も練られればいいのだが、今回の小説が自分にとってはおもしろく、この続編以外に書きたいという気持ちが湧いてこない。賞の応募も視野に入れて書くのなら、続編などありえないのだが、どこかのレーベルに引っかかってくれることを期待して、あるいは自分のために、書いていってしまおうか? それともやはり、春にたくさんある締め切りにあわせて、完全な新作を書くか? 悩みどころだ。推敲を進めつつ、このあたりも考えなくてはいけない。

・パピレスで公開中の『テレーラの魔力』ですが、おかげさまで、連載が終わったあとでも1位をキープしています。入れてくださった方、ありがとうございます。1000票まで、引き続きよろしくお願いします(週に1人1票まで)。
 パピレス ただ読みネット ライトノベルランキングページ
 http://www.tadayomi.net/light/