みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

日本ラブストーリー大賞に好印象

2005-07-23 | 新人賞
 宝島社などが主催する、9/15締め切りの日本ラブストーリー大賞に好印象を抱いている。募集要項は、慣れていないのかわかりにくいところもあるが、FAQまで用意してくれている。ネットで結果を随時発表というのもいい。FAQに、他賞で落選したものの応募も可と書かれているし、日本や日本人をださなくてもいいとなっているので、自分のストックの中から恋愛色の強いものをいくつかだしてみたいと思う。MF文庫Jに『恋愛だけに終始している』と酷評されたものも、送ってみようかと考えている。恋愛中の人物の一人称小説で、恋愛だけに終始していないほうが自然ではないと思うのだが、男子向けライトノベルではほかの要素も必要なのだろう。この日本ラブストーリー大賞なら、別の評価を期待できるような気がする。
 募集要項中、もっともわかりにくかった枚数に関して、メールで問い合わせてみた。募集要項には、原稿用紙換算200枚から400枚、40字×40行の設定で50枚~100枚と書かれているが、このふたつの枚数がイコールにはならないことは、何回か賞に応募したことのある人ならわかっているだろう。20字と40字では、改行による空白がかなり違ってくるので、単純に文字数で割ったような枚数にはならない。
 問い合わせには、次のようなメールが割りと早く返ってきた。

『お問合せの件になりますが、原稿用紙換算を優先して下さい。40字×40行で50~100枚というのは、あくまで目安とお考え下さい。大変わかりづらい記載で申し訳ございません』

 こういう迅速で丁寧な対応は気持ちがいい。評価シートが戻ってこなくても問い合わせもできないどこかとは違う。
 賞金も高いし、映画化などもうたっている。またプロも応募可能だ。受賞なんて並大抵のことではないとは思うが、とりあえず応募して、結果を楽しみに待ちたいと思う。