「四つの嘘」、相変わらずおもしろいです。寺島しのぶ演ずる満希子の家の家庭教師が彼女に近づいていたのは、お金を騙し取るためという展開になり、純粋な(?)男と女のどろどろだけでは無くなってきて、変化が出てきました。しかしなんといっても、永作博美演ずる詩文が魅力的です。エンディング曲は、セクシーな売り方で今話題の谷村奈南で、オリジナリティという点ではいまいちなのかもしれませんが、いい雰囲気だと思います。いよいよ次回が最終回のようです。どんな風に終わるのか楽しみですが、久々にのめり込めたドラマだっただけに終わってしまうのが残念です。
我が家は、お盆に私の実家のある神奈川県川崎市に帰るのが常なのですが、そこで知って見始めるようになったのが、大河ドラマ「篤姫」と「魔王」です。「篤姫」は、母のおもしろいからという言葉がきっかけで、それまでも好評なのは知っていたのですが、見てみたところ魅力に今頃気が付いたという次第です。なんといっても、主役の宮崎あおいがかわいいですね。現代の服装よりもかわいいんじゃないでしょうか?!それでいて、前将軍の妻という大役を堂々とこなしているという、なんともちぐはぐな感じも魅力?遅まきながら、年末まで注目していきたいです。「魔王」は、イケメン男優の出演、視聴者の期待を裏切らない展開と言う、ドラマの王道という路線で作られています。ですので、これも盆休みから見始めたにもかかわらず、細かい部分はとにかく大筋は理解出来てしまいました。展開は読めてしまうものの、これでもかという濃厚な内容・演出にどっぷりと浸る楽しみ、心地よさがあります。売れてるタレントの安易な起用だけの内容の無いドラマが多い中、「これはこれでよし!」と偉そうに思ってしまった次第です。でも、もう大分終盤の雰囲気なのですが、どうなんでしょう。
他には、土曜の11時過ぎからのフジテレビのドラマ枠で放送中の「33分探偵」も、シングルヒットという感じではありますが、楽しみに見ています。どう見ても犯人は明らかで、その場で逮捕できると言う事件を、33分間伸ばすと言うただそれだけの目的で、他の犯人探しをするという馬鹿馬鹿しいドラマです。主人公はキンキの堂本剛なのですが、高橋克実演ずる警部がおもしろくて、この人の方がダントツに光っている感じです(光っているのは、頭ではありません!)。相棒の水川あさみも、ちょっと色っぽくてよいです。堺正章の「チューボーですよ」と時間が重なっているのが残念です。