NHKの土曜ドラマです。今日で3回目。森山未来と武田鉄矢がコンビを組む、刑事ドラマ。武田が上司や容疑者に本音をぶつけ脅迫もする、暴力も平気で振るうはちゃめちゃな役柄です。でも、ありがちなカッコイイ刑事でもありません。上司に怒られますが、何故かクビになりません。どう見ても無茶で暴力は賛成できませんが、本音には共感出来る気がします。武田はかつて婚約者をストーカーに殺され、出所したら殺す、それこそが自分が刑事を続けている理由だと言います。森山の子供を妊娠して結婚しようとしている加藤あいは、婚約者が交通事故で目の前で死亡。森山が心配して訪問するうちに、同棲するようになったという設定です。1話、2話は出演者それぞれのキャラクターや設定などを説明するためのお話しという感じでしたが、この3話はストーカー事件です。森山が、ストーカー犯に加藤との関係をなじられ、逆上して犯人に襲い掛かります。武田の婚約者を殺した犯人も仮出所してきます。さぁ、いよいよ佳境に入ります。舞台は名古屋です。時々出てくる背景に見覚えがあったりします。加藤あいは難しい役どころ、若村麻由美がちょっとおもしろいキャラです。あと2回。楽しみです。
待望の仲道郁代のリサイタルに行ってきました。ショパン生誕200周年記念の企画で、6回続きの今回が5回目。ショパンについてのトークと演奏という構成で、素晴らしい2時間程でした。第1部が小品5曲、第2部がソナタ第3番。残念ながら知っていたのはポローズの「英雄」だけでした。でも、音の洪水の中に身を置く素晴らしさを十二分に堪能しました。トークも興味深かったです。語り口がなんともやさしいというか、上品というか。ともかく、ずっと彼女の話しを聞き続けたい、演奏を聞き続けたいと、思いました。夏休みが始まっているので、子供連れが多く、二人置いた所に座った子供がよく喋り、いささか閉口しました。機会があれば、また行ってみたいものです。とりあえずは、CDでソナタを注文しました。