山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。 ・・・ という有名な一節で始まる漱石初期の代表作です。どうもこの出だしが堅苦しそうで敬遠していたのですが、旧かなを新かなづかいに改めた新潮文庫は、なかなかとっつき易く、一気に読めました。青年画家が温泉場に出かける話しですが、那美という一風変わった出戻りの美女と出会ったり、近くの寺の和尚と話したりという場面はあるものの、全体を通しての筋らしいものはありません。漱石の文明や芸術に対する、あるいは人生観などが主人公の口を通して語られるという感じです。と言っても堅苦かったり難しかったりという感じではなく、田舎の温泉場らしいゆったりとした時間が流れ、そんな中で那美の存在(出現)がアクセントとなり、心地よく読み進んでいくことが出来ました。漱石の作品は、どうも良いのですがやはりどこかビターな味わいがあって、それが読書後に残るのですが、これはなかなか爽やかでよいです。
5日程前からどうも足に変なしびれというか違和感があるので、市内の整形へ行ってきました。問診の後レントゲンも取り下された診断が、年をとることにより椎間板の働きが悪くなったりして、腰の骨がずれ、骨の中を通る神経が圧迫されることによるものだろう、というものでした。年齢の影響は、「加齢臭(!)」だけではなかったのです・・・。とりあえず簡単なコルセットというかバンドを購入してつけることになったのですが、どうにも先の思いやられることです。まぁ、もうすぐ54歳、あと1年で四捨五入すると60歳(ドンブリ過ぎる?)というところまできてしまったのですから、気持ち的にはとにかく体の方はあっちこっちガタが来始めても仕方ないということでしょうけどね。
このところ元アナウンサーのウッチーこと内田恭子がなんとなく気になっていまして、「グータン ヌーボ」がきっかけなのですが、チェックしています。4人のメンバーのうちの一人が、女性ゲスト二人と食事をしたりして話しをするというメインのコーナーがおもしろく、そこを担当の回のウッチーの天然ぶりというか独自の雰囲気が、どってことないんですが妙に後を引くのです。他のレギュラーの「ポストマン」とか「ジャンクスポーツ」なんかは、アシスタントという域を出ていなくて魅力があまり感じられなく、また4月の始めに「徹子の部屋」に出て幸せな結婚生活などについて語ってましたが、これもちょっとまともすぎておもしろくなかったです。前回のグータン佐は木佐彩子が出ていて、彼女もなんか雰囲気が気になるタイプなので、特によかったなぁ。若い女の子もいいけど、やっぱ30代半ばとか、人によっては40代とかの女性には、若い女の子が逆立ちしても持てない魅力があるよねぇ。最近そういうのがすごく気になるのでした。(だから何!?)