北海道「知床」峰浜小学校の鮭稚魚飼育観察ブログ日記

13年間の鮭稚魚飼育観察は閉校により2013年に終了。貴重な記録として残しています。コメント等は現在も受け付けています。

みなさんコメントありがとうございます

2006年01月18日 | 05~06 さけのかんさつ
辰巳小学校のイノッチ先生&3年生のみなさん、コメントありがとうございます。
峰浜小学校では昨日から3学期が始まり、子ども達のブログ日記もまたはじまりました。

辰巳小学校の稚魚たちは、すっかり大きくなりましたね。2月の放流まで大切に育てて下さい。
時間があれば子ども達からもコメントの返事をさせたいと思います。

歳三くん、コメントありがとう。
今日「みんなにどうしてだろうね~?」と質問してみました。いろいろな予想がありましたよ。「家に帰って聞いてみよう」という人もいましたので、明日もう一度みんなに聞いてみます。どうしてかを考えることが学習ですね。いいきっかけになりました。

(中学年担任:どんこう列車)

28日目です。冬休みも残り1日となりました。

2006年01月15日 | 05~06 さけのかんさつ
左右の水そうとも、水温は5度です。

積算水温
左 503.1度
右 502.1度

右の水そうでは、たくさんふ化したサケが底ですやすやと眠っています。ときおり、心地よい寝床を探すためのように尾を動かしたりしているサケも見られました。
左の水そうでは、2匹目のふ化を確認することができました。
写真は右側の水そうです。

《メモ》
キングサーモンのことを和名で「ますのすけ」と呼んでいます。
昨年の網走漁協の漁獲量の1番は、サケ(18,918t)、2番はホタテ(14,624t)、そして3番はホッケ(8,352t)でした。

(はるにれのあっけ)

27日目です。

2006年01月14日 | 05~06 さけのかんさつ
左右の水そうとも、水温は5度です。

積算水温
左 498.1度
右 497.1度

右の水そうでは、30匹以上の数で・・かなりふ化してきています。
左の水そうでも1匹ふ化が確認できました。

《メモ》
道内では、約50河川でサケマスの卵を採っています。そして25ほどのサケマスのふか場があります。水産資源保護として施設で養殖事業を行っています。知床半島の河川でも2ヶ所養殖事業を行っています。ルシャのふ化場では、およそサケ200万、マス400万、そしてイワウベツのふ化場では、およそサケが500万、マスが800万の卵をふ化させます。

(はるにれのあっけ)

26日目 今日はスケート教室も行われました

2006年01月13日 | 05~06 さけのかんさつ
左右の水そうとも、水温は5度に保たれています。

積算水温
左 493.1度
右 492.1度

右の水そうでは10ひきほどふ化しています。
写真は右の水そうです。
右の水そうの死卵を一つ取りのぞきました。

左右の水そうそれぞれに、およそ7リットルずつ水を補給しました。

(どんこう列車)

25日目になりました。

2006年01月12日 | 05~06 さけのかんさつ
発眼卵をいただいてから25日目になりました。

積算水温
左 488.1度(1月4日からちがっていましたので訂正します)
右 487.1度

右側の水そうの、ふ化した仔魚(しぎょ)は5ひきぐらいのようです。
石の間に顔をうずめてかくれているので、まだいるかもしれません。

左側の水そうでは、まだふ化が始まっていないようです。

上から写真をとりました。2ひきの仔魚(しぎょ)がいます。
わかりますか?

(どんこう列車)



24日目です。右側の水槽が予定積算水温に達しました。

2006年01月11日 | 05~06 さけのかんさつ
今日の水温は、
 左 5度 積算水温 478.1度
 右 5度 積算水温 482.1度 です。

右側の水槽でようやく待ちわびていた鮭の卵が孵化しました。
とりあえず今日確認できたのがわずか2匹でした。
これから次々と孵化してくることと思います。
今日の写真は右側の水槽です。

《メモ》

鮭稚魚の放流について
世界中で毎年約50億の放流されているとのことです。
そのうち日本では、約20億放流されています。(内訳としてはシロザケの稚魚が北海道で10億、本州で8億、マスが2億だそうです。)
そのほかロシア、アメリカ(アラスカ)、カナダの国でもサケマスの放流をやっています。
私たちの住んでいる知床では、サケを約6千万匹、マスでは約1千万匹を放流しています。斜里、網走地方で網走管内の75%近くを占め、オホーツク側では、北海道のサケマス放流の6割を占めているとのことです。

(はるにれのあっけ)

23日目です。

2006年01月10日 | 05~06 さけのかんさつ
今日の水温は、
 左 5度 積算水温 473.1度
 右 5度 積算水温 477.1度 です。

みんなで、まだかまだかと卵の変化を楽しみに待っているというのに、卵は、マイペースで相変わらずのご様子(>_<)
きっと、殻を破り出る時を夢に見ながら、準備を整えているのでしょう☆

今日は待ちわびていたスケートリンク開きの日で、朝から元気に、楽しく、気持ちよさそうに子供たちが滑っていました。
私も一緒に滑りましたが、子供たちの元気にはかないませんね(^^;)
今日の写真は左側の水槽です。

以上、新メンバーの 2学年担任 ウィンターマン が、お伝えしました(^^)/

22日目となりました。

2006年01月09日 | 05~06 さけのかんさつ
今日の水温は、
 左 5度 積算水温 468.1度
 右 5度 積算水温 472.1度 です。

水槽がおいてある校舎内の廊下もかなり冷え込んで
気温も2℃です。気温より水温の方が高い状況です。

卵は、以前変化ありません。
写真は右側の水槽です。

《メモ》

山形・秋田沿岸などで獲れた鮭のことをメジカとも言っています。
日本での鮭の漁獲量は、およそ北海道が8割を占めています。
およそ全国の28%がオホーツク産ということになります。
ということは、全国の鮭で北見・網走管内で獲れた鮭が4分の1程度ということになります。また、日本では、S51年から鮭の輸入が始まりました。表示でノルウエー産の鮭とかスーパーとかで見ますよね!
多いときは30万トンも輸入されています。〔1996年(平成8年)データ〕

(はるにれのあっけ)


21日になりました。

2006年01月08日 | 05~06 さけのかんさつ
今日の水温は、
 左 5度 積算水温 463.1度
 右 5度 積算水温 467.1度 です。

かなり冷え込んでシバレテきています。
学校グラウンドのスケートリンクも完成しました。
卵は、特に変化はありません。
写真は左側の水槽です。

《メモ》

北欧でも、鮭の養殖が大規模に行われています。
養殖だとストレスや糞、共食い、病気などが心配されます。
稚魚の時、水カビや寄生虫の発生を押さえるため低濃度のホルマリンを使ったりしています。しかしながら、日本では、安全な養殖を考え使用できないことになっています。
これに代わる薬(ワクチン)の開発が期待されています。

(はるにれのあっけ)

20日です。

2006年01月07日 | 05~06 さけのかんさつ
今日の水温は、
 左 5度 積算水温 458.1度
 右 5度 積算水温 462.1度 です。

卵は、特に変化はありません。
写真は右側の水槽です。

《メモ》
稚魚を放流してまたもとの所へ帰ってくることを回帰といいます。
鮭は、成長しておよそ4~5年で回帰します。その割合は8~9割だそうです。中には、5~6年で戻ってくる鮭もいるようです。早いものでは、2年で戻ってくる鮭もいます。
全般的に戻ってくる鮭のオスは、若いようです。

(はるにれのあっけ)